2011年8月31日水曜日

◆実用基本文例集を作成し、音読で記憶保持と口慣らし

なぜわたしがいろいろな基本文例集を集めるかというと、その目的は次の通り
です。

一度覚えた英語を基本文や会話例などを使った復習マニュアル(一覧)を作り、
それを復習、音読することにより忘れ防止、保持をするようにしたいのです。




■一度覚えた単語や基本文の記憶保持について
------------------------------------------------------------------
長い期間英語を使わないでいると、覚えたセンテンスは出て来にくくなります。
さらに長くなると一層出てこなくなるように思います。本当に長い場合などは、
忘れてしまうことになるでしょう。

そういうときのために(あるいは毎日のため)、思い出し、記憶保持、口慣ら
し用のための教材をかねてより作りたいと思っていました。


■記憶保持用基本文例集を作る
------------------------------------------
普段良く使う基本構文を網羅しており、且つそのフレーズは日常会話で良く使
われるものであること・・というのがその基本文例集のコンセプトです。

毎日その場面をイメージしながら、できたら擬似体験をしているような気分に
なりながら音読を行うのです。その役割になりきって、一人で会話練習を行う
・・というためのものです。

それを数回イメージしながら音読をすれば、薄れた記憶が蘇りそして口の回転
がスムーズになるということを期待しています。


■オンライン英会話でも役立つはず
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オンライン英会話レッスンを始める前なども、それを1クール練習するとすぐ
にスムーズな会話に入れる・・となるようにしたいのです。

そして、とにかく暇があればそれを口ずさみ、体に染みこませる。脳に染みこ
ませる。イメージも染みこませる・・というふうにしたいと思っています。


■自分に合う基本構文例を使う
--------------------------------------------
基本構文例は巷に山ほどあるのですが、自分の状況に合わせ本当に使うと思え
るものを選択する必要があります。

大事な文ということだけで選び出そうとすると、数限りなく出てきそうなので、
ここ1年間に本当に何度も使った基本構文に絞って選択しようと思っています。

毎日毎日口ずさむ用と記憶への定着のことを考えると、50文くらいが良いか
なと思っています。

またフレーズの部分ですが、こちらもオンライン会話や海外旅行の際に実際に
良く使うものを選定する必要があります。

将来遭遇する可能性の高いシーンで、使うであろうフレーズを選んでセンテン
スをまとめあげるようにします。

基本文1つに対しフレーズは5つくらいを付けて、1セットにしたいと考えて
います。


■作成の状況
--------------------
一番良く使うと思っている 「 I would like to ~ 」 を基本文①として作
り始め、現在、基本文⑫までいっています。

全部が完成するのは9月10日頃になるのではないかと思います。
タイミングを見て各基本文を少しずつご紹介していく予定です。


記事後記

話は変わりますが、以前中国に滞在していたとき香港のHSBC銀行で口座を
作り、インターネットバンキングで日本へ送金をしたことがあります。

すぐに口座に振り込まれるものだと思っていたら、なかなか振り込まれません
でした。どうしたんだろうと思っていたら、銀行から家の方に確認の電話があ
ったとのこと。

何の確認かというと 「このお金はどのような関係のお金でしょうか?」と。
カミさんは 「海外で勤めている旦那の給料です」 と返すると、了解してくれ
たとのこと。そしてその少し後にようやく振り込まれました。

どうも海外からの送金は、マネーロンダリングを防止するためか、毎回確認を
するようになっているようです。

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2011年8月29日月曜日

◆仕事をしながら作文能力を訓練するやり方


はい、次は誰でもあまり無理をせずに続けられる方法です。

家に帰ってからあらたまって自分の机に座り、作文練習を始めるという
のは結構むずかしいのではないでしょうか。

それでこの方法を考えました。
誰でもすぐにできる方法だと思っています。

会社で英作文の訓練:
それは会社で英作文の訓練をするということです。

勤務時間内だと家族などからの雑音が入らないですし、自分の心に湧いて
くる飽きっぽい心に翻弄されることもありません。
訓練するのには非常に良い環境だと思います。

ただ会社の時間を個人的なことに使うのは、何かと問題があるでしょうから、
会社での何かを英語で取り組もうというものです。

具体的には、:
1日の計画と結果を、素早く英作文するということです。
つまり、当日の午前の予定を2~3文。午後の予定を2~3文。
手帳に書くという訓練です。

午前、午後に分けたのは、頭を英語モードにする回数を増やしたかったから
です。

別に最初は朝だけその日の予定を3~5文で書いても良いと思います。
ですが慣れてきたら、できるだけ回数を増やしていき、英語モードの回数を
増やしながら、英作文に慣れていった方が良いでしょう。

眠たい会議はチャンス:
もしも聞いているだけの眠たい会議があるのでしたら、その時はチャンスです。
集中的に近況を整理しましょう。計画/結果、懸案事項、問題点など。

自分の仕事に関わることを英語でまとめているのですから、誰からもクレーム
が付くことはありません。
「英語は時間がかかるだろうから、日本語でやってくれ!」
という人はいませんよね。

「おっ君は英語でまとめているのか。すごいね!」
とコメントされるくらいではないでしょうか。

ということで、会社の隙間時間も大いに有効活用しましょう!

ここで一つアドバイス:
いつも肌身離さず持って歩く、小さな電子辞書とミニノート、ミニボールペンを
用意しましょう。いつでも「さて・・?」と思ったら、すぐその時に調べましょう。

また、何かアイデアを思いついたり、文や単語で気が付くことがあったらすぐ
にミニノートを出して書きましょう。気が付いた”その時すぐに”がポイントです。

電子辞書は高機能のものでなくても良いです。安いコンパクトなもので。


記事後記:

ここ最近どんどん円高が進んでいますが、これまでの輸出に依存した
経済構造をもつ日本経済は、強く軌道修正が求められています。
日本で作ったものを輸出するという発想では生き残れなくなるということ
ですね。

報道は少ないですが、現実にどんどん企業は海外進出を進めています。
わたしの努める会社でももの作りをする工場は、すでにほとんどが海外に
出てしまいました。もう国内には特殊なもの以外、もの作りの拠点はなく
なりました。

今後更にグローバル化は進んでいくと思われ、もはや英語は避けて通れ
ない時代が到来しています。

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2011年8月27日土曜日

◆作文能力アップの訓練を、どう楽に続けるのか・・

前にスピーキングでは作文能力が重要、そしてその訓練を続けることが
むずかしいと書きました。

効果あるとわかっている作文訓練ですが、3日坊主にならずどうやって続け
ていけば良いのでしょうか?
誰でも簡単に続けられるような方法はあるのでしょうか?

続けられる?2つの方法:
ということで、最近わたしがやり始めている二つの方法をご紹介します。
今日で4日目なので、何とか3日坊主はクリアしています。

一つは最近わたしがやり始めた方法で、オンライン英会話のやり取りを
録音したもので復習する方法です。

もう一つは誰でもできる方法で、会社で仕事をしながら作文練習を行うとい
う方法です。(すでに多くの方が実施されているかも知れませんが)

(わたしの例)オンライン英会話を復習:
まず先に自分のやり始めた方法について、書かせていただきます。

わたしは週に5回ほどオンライン英会話をやっています。
そして、そのやり取りを Tapur という録音ソフトで録音しています。

その方法というのは、その音声ファイルを使って復習と作文の練習をしよ
うとするものです。

具体的には、:
1.音声ファイルを聞き直し、会話での講師の質問をデクテーションします。
      (デクテーション:音声を聞き取り書き取ること)
        ⇒今後の参考に、自分でも同じ質問ができるように勉強します。

2.自分の返答を確認し、
        ⇒もう少しまともな返答を作文する。
        ⇒別の答え方ができるか考えて、できるならそれも素早く作文。

というものです。

素早く作文するという要素は少しあやふやになりますが、今後の会話内容
の向上にかなり役立つだろうと期待しています。

しっかりと続けたら、間違いなく会話能力がアップするはずです。

取り組みのスタンス:
ただ、無理なく続けることがポイントですから、全てをやろうとするのではな
く、とにかく楽に続けられる量にコントロールしてやっています。

まずは15分程度が目安です。気分が乗らないときは5分間分だけでもやる
ようにと思っています。

いずれ効果を感じるところまで行けば、一気にモチベーションが上がり、
自動的に取り組む内容/時間が定まっていくと思っています。

次回は「仕事をしながら作文能力を訓練する」について書きます。


記事後記:

健康維持のために水泳をしています。気休め程度ですが週1~2回。
平泳ぎがメインでできるだけゆっくり長く泳ぐようにしています。
ですが隣に少し早く泳ぐ人が来ると、知らないうちにペースアップしている
のです。そのつもりはないのですが・・。不思議です人の心と体・・。

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2011年8月25日木曜日

◆一人でできるスピーキングの練習方法

日本の英語教育はスピーキング練習が不足していると言われています。

わたしはスピーキングというボヤッとした広い範囲の言い方ではなく、さらに
焦点を絞った言い方をすると、

★実戦で本当に重要なのは

  1. 言いたい内容から瞬時に必要な基本文を選出し、
  2. それをベースにフレーズを選び出し、
  3. センテンスに仕上げながら同時に話す

という部分だと思っています。
つまり、スピーキングの裏方である作文能力が、より重要なのです。

実は、この作文能力は相手がいないと練習できないというものではなく、
自分一人でいくらでも訓練することができます。

ある言いたいことに対して、

①即座に決められた短い時間で 英文を創作して発音する  ⇒これは英会話
そして、                   ̄ ̄ ̄ ̄
②即座に決められた短い時間で 英文を創作して書き上げる ⇒今回提案の訓練
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ということで、一人でも訓練することができます。

そのやり方ですが、例えば

★パソコンを使ってやる場合

  1. あらかじめ作っておいた質問文(英文)をランダムに表示させる
  2. その表示から例えば1分以内で自分の言いたいことを作文する
  3. 英語の語順で作文しながら、順にノートに書いていく

というような訓練をやれば良いのです。

いろいろな参考書や英語関係の本より、
会話例の質問文(英文)を多数エクセルにインプットしておき、
エクセルマクロを使いボタンを押すとランダムに質問を選択して表示し、
その後一定時間経過後、終了アラームを鳴らす
ということをすれば良いですね。


★会話例の本を使ってやる場合
パソコンを使うのが面倒という人は、多数会話例が載っている本を1冊用意し、

  1. ランダムにページを開き、そのページに載っている質問文を素早く一つ決め、
  2. そしてすぐに本を閉じると同時に自分なりの返答文を作文開始、
  3. 英語の語順で作文しながら、それを順にノートに書いていく

というようにやるのも一つのやり方ですね。

いろいろなジャンルの質問をどんどんこなしていき、作文のための時間も少し
ずつ短くしていければ、自分の作文能力はどんどん向上していくでしょう。


★ここで注意すること
「あくまでも質問文をキーにして、自分のことでの返答文を作るということ」
をするようにしてください。

つまり、
「頭の中で」「英語の語順で」「自分なりの内容で」「作文をすること」
が大事だからです。

あとはどうやって続けるかですよね。
ただ勉強するだけだと、いずれ飽きてきて続かなくなってしまいます。

そのためわたしはオンライン英会話をやっています。
レッスンで話そうと思っているテーマについて、事前にケーススタディを兼
ねて練習をするようにしています。

そうするとレッスンの時にその効果を感じることができ、モチベーションが
維持できますので。



記事後記:

仕事で中国へ3年半行き、中国語が不自由なく話せるようになったことは、
以前の記事で書いたとおりです。

最近、せっかくものにした中国語を錆び付かせるのはもったいないので、
英語と同じように中国語も何かをしなければいけないなと思っています。
庶民の中国を紹介するブログでも作ろうかと・・・。

日本人にとっては、英語より中国語の方がはるかに簡単です。
やはり漢字が共通なのが大きいですね!


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2011年8月23日火曜日

語呂合わせ単語記憶法について


最近、スピーキング能力の維持/向上を意識しているので、ここしばらく
スピーキング関係の記事を多く書いてきました。
ここらで少し一服ということにして、少し別のことを書いてみたいと思います。


先の記事では単語記憶方法の一つとして、ピクチャーイングリッシュ
ついていろいろとご紹介をさせていただきました。

絵やイメージ、あるいはアニメーションを活用することにより、右脳を
積極的に働かせてスムーズに覚え、そのフラッシュバック効果によって
スムーズに再生をするというものでした。

今日は一つの参考として、さらに別の単語記憶法についてご説明したいと
思います。

それは「語呂合わせ単語記憶法」です。

覚えたい単語の発音に対し、同じ語呂の語句を選び、そこにうまくつながる
覚えたい単語の意味を接続して、一つの文章を完成させます。

そしてその語呂とリンクしたイメージにより、単語の意味が浮かび上がって
くるようにして覚えます。

説明がわかりにくいと思いますので、一つ具体例を上げます。
例えば「aspire」という単語を覚えたいとします。

この発音は「アースパイヤ」(発音記号がかけないのでご容赦下さい)となるため、
「 aspire ⇒ ああスパイは 」 と語呂合わせします。
そして、「aspire」の意味は「熱望する」ですので、

aspire : 熱望する ⇒ (ああスパイは)亡命 <熱望する>
となります。

以下、さらに4つの例を上げます。

bustle         : 混雑する ⇒ (罰する) 人多く、署     <混雑する>
compensate : 補償する ⇒ (勘弁せいと) 損失      <補償する>
decay         : 朽ちる   ⇒ (デケー) 家も いずれは <朽ちる>
embarrass   : 当惑させる⇒ (縁 バラす) と言って     <当惑させる>

というような感じで、一つずつ語呂合わせをしながら、イメージし易い文章
にまとめて覚えていくやり方です。

結構、ツボにはまると一瞬で覚えられる方法でもあります。

名詞はピクチャーイングリッシュが良く、動詞はアニメーションがより覚え
易いような気がしますし、語呂合わせ記憶法も捨てがたいと思っています。

少し節操がないような気がしますが、単語の記憶法にはいろいろなやり方が
ありますので、自分に合うやり方を選んでやれば良いのではないかと思いま
す。

いつも同じ方法ばかりではなく、ときおり気分を変えて別の方法をやってみ
るのも楽しいものです。

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2011年8月21日日曜日

◆会話をスムーズにする決まり文句例26

今日は具体的決まり文句例について、書いてみたいと思います。



■本当に良く使う決まり文句
-----------------------------------
前回簡単な決まり文句例を上げましたが、実際に意識して会話をしてみると

本当に決まり文句が多いことに気がつきます。

A: could you do me a favor?
     (お願いがあるんだけど)
B: Sure. What is it?
     (いいよ。それは何?)

良くある会話ですね。これもどちらも決まり文句です。

また会話の中で、
  How about you?
  (あなたはどうですか?)
  What happen?
  (どうしたの?)
も良く使いますよね。こういう作文する必要のない決まり文句を、しっかり
覚えて活用しましょう!



■26例文をピックアップ
-------------------------------

普段良く使う決まり文句の中から、適当に26文を参考にピックアップして
みました。

恐らくほとんどの人が全ての意味をわかっていると思いますが、普段の会話
で無意識に使えるレベルになっているものは、どれくらいあるでしょうか?

かなり身に付いている簡単なものをピックアップしましたが、中にはまだ無
意識に使えるレベルのものがありましたら、復習をしてみて下さい。

和訳の前に”・”がついた文などは、無意識に使えているでしょうか?


Thank you.          ありがとう
I see.                  わかりました
Fine.                   いいですね
Maybe.                たぶん
Go ahead.           ・続けてください

Of course.           もちろん
I think so.            そう思います
I'm not sure.        ・はっきりしませんが
I have no idea.    ・まったくわかりません
Not too bad.       ・悪くはないよ。まあまあ

No problem.          平気です
Pardon?               何とおっしゃいました?
Excuse me.          すみません
Sorry.                  ごめんなさい
That's too bad!     お気の毒に

You are welcome. どういたしまして
You promise?       ・約束してね?
Are you ready?    準備できた?
Are you lost?       ・道に迷ったのですか?
Check, please.      お勘定を

Be careful.           注意して
Take care!            気をつけて!
Forget it!             ・気にしないで!
Let's go!               さあ、行こう!
Getting off!          ・降りますよ!
Keep out!             ・立入禁止!


以上、ステップ1の26文を記載しました。

100~120文程度をピックアップしようと思っていますので、残りの文
については、上部ナビゲーター(タブページ)にアップしていくようにした
いと思います。


記事後記

pomeraを購入したことは先に書いた通りですが、実は液晶がカラーで
はないので・・と少し気にしていましたが、実際に装置を開いて電源を入れ
てみると、
    「・・・ウォッーすごい!!!」
白黒の液晶だけど本当にすっきりくっきり見えるんです!! 
とても目に優しいんです!
PCのバックライトに照らされた見やすいような見にくいような画面に比べ、
本当に見やすくて長時間作業しても目が疲れにくいだろうなと感じるんです。
これですっかり心が落ち着きました。さあ、記事を山ほど書くぞー!

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2011年8月19日金曜日

スピーキングスムーズにするきまり文句

ここ9回続けてスピーキング関連の記事を掲載していますが、今日は通常の
スピーキング練習とは別にやっておいた方が良いと思っていることについて、
書きたいと思います。


スピーキングは二つに分類される
--------------------------------------------
会話をする際の話し方としては、大きく分けて二つあると思います。

ひとつは、
言いたいことを瞬時に作文して話すメインのスピーキング

もうひとつは、
会話のタイミングに合わせ、いつも同じセンテンスで話す部分・・です。

いままでの記事ではずっとメインのスピーキングについて書いてきましたが、
実はもうひとつの部分も会話を楽にそしてスムーズに話す上で、大事な要素
なのです。


きまり文句
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英会話をしていると、必ず同じような場面で同じセンテンスが出てくるケース
があります。

それは、挨拶、相づち、確認、促し、問いかけ・・・などです。

特に挨拶や相づちは、会話をスムーズにするための潤滑油的な働きをするため、
比較的短くて同じ内容のセンテンスですが、重要な役目を負っています。

以下、それら「決まり文句」についてご説明します。


きまり文句を使う割合
------------------------------
わたしは英語の日常会話では、決まり文句が40%、その場で創作する文が
60%くらいの割合で使っています。もちろん話の内容によりますが。

そして、ちょっとしたいつものやり取りならば、その割合は逆転すると思って
います。

多くの人は会話の中にかなりの決まり文句を入れて話すため、疲れないで話す
ことができるのだと思います。

つまり集中して話す部分とほとんど頭を使わずに話す部分を、交互に繰り返す
ので、良い状態で話を継続できるのです。

いつも最初から最後まで集中して、100%近くの文を創作して会話する場合
は、短時間の会話で疲れてしまうでしょう。

従って、楽しい会話を続けるために重要なこの「決まり文句」を、別腹でしっ
かりと覚えておくべきと考えています。


勉強方法
------------------
やり方は簡単です。良く使うものをピックアップして、全て暗記してしまうだ
けです。但し、無意識に話せるくらいまで繰り返すことが必要ですが。

mp3プレーヤーに音声ファイルを入れて、隙間時間に聞きまくることが一番
楽な方法ではないかと思います。

挨拶、相づちなどでの日常で使う決まり文句の70%程度をしっかりと身につ
けておけば、日常会話はずいぶんと楽に且つスムーズになりますよ。


簡単な例
------------------
例えば簡単な例ですが、
A: I thought he was from the UK.
    (わたしは、彼はUK出身だと思っていました)
B: Really? Why did you think so?
    (本当?なぜそう思ったの?)
A: Because he sounds British.
    (なぜなら、彼は英国訛りがあるから)

⇒ここでBが話した文は、2つの決まり文句です。
    ・Really?
    ・Why did you think so?

とにかく良く使う文句ですよね!

こういった決まり文句を十分に覚えておき、無意識に活用できるようになると
会話はずいぶん楽になりますよ!


記事後記

お盆前にようやくキングジムpomera (DM-10) を購入しました。

前から欲しいとは思っていたのですが、ノートPCがあるのに本当に必要か?
などと考えながら、つい我慢していたのです。

ところがふとオークションを調べて見ると、新品が1万円を切る価格で購入で
きそうな気がして、思わず入札をしてしまいました。

期限間際(1分前)の入札で一発でした。すごくあっさりと落札できたので拍子
抜けしました。・・・が、やはりpomera、すばらしいです!

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2011年8月17日水曜日

◆うまく言えないときに役に立つフレーズを覚えておこう!

オンライン英会話をしているときに、言おうとしたことがなかなか出てこない
ときがあります。必死に考えてみてもぴったりした構文や単語が出てこない
のです。

以前は何とかして思い出そうとさらに必死に考え、どんどん気分が追い込ま
れるとともに時間も経過して、雰囲気がシラーとしてしまったものでした。

今よく考えてみると、別に何もあわてる必要はなかったのです。

日本語での会話でも良くあると思うのですが、
うまく言えないんだけど・・・
単語が思い出せないんだ
○○のときに使う長い△△のもの、何て言ったっけ?
というようにして、相手に確認したりなどしています。

英会話であっても同じようにやれば良いのではないでしょうか?

1)つまり、うまく言えないようなことがあったら、素直に相手にそのように
    言う。
2)うまく言えずに少し困っていることを理解してもらう。
3)そしてできるだけ近い意味の言葉で言い直してみる。
4)言いたいことを短いフレーズごとの複数の文にして、それを並べて説明し
    てみる。
5)単語の場合は、英英辞典で書かれているような単語の説明文を並べ、
    相手に聞いてみる。

要はあまりあわてずに、日本語の場合と同じような対応ができるよう、それら
の対応に必要な文章をあらかじめ作成して覚えておき、いつでも1)~5)の
対応ができるように練習しておけば良いと思います。

ここでこういった場面で役に立つフレーズをいくつか、参考に上げておきた
いと思います。

初めに「私はあまり英語が得意ではないんです」と伝えておけば、相手もその
つもりで話を聞いてくれますし、ゆっくり目で話してくれるでしょう。

言葉に詰まったときは、「えーと、どう言えばいいんだろう?」とつぶやけば、
考える時間を稼げます。

「私の言っていること、わかりますか?」と相手に確認しながら話すのも良い
でしょう。

1) Sorry, my English isn't so good.
    (すみません。あまり英語が得意ではないんです)
2) What should I say?
    (どう言えばいいんだろう?)
3) Do/Can you understand my English?
    (私の英語、わかりますか?)
4) Do/Can you understand what I'm trying to say?
    (私の言いたいことがわかりますか?)
5) Is what I'm saying making sense?
    (私の言っていること、通じていますか?)

わたしは「Just a moment, please.」と言って、言いたいことを辞書で調べ
てから話すことも多いです。

ですが、一番のキモは あわてないこと でしょうね!

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2011年8月15日月曜日

描写能力を鍛えスピーキングレベルアップ

会話をするとき、いろいろと経験したことが話題になることがあると思いますが、
その際に人やもの、状況などを説明するのに必要なのが描写能力です。

今日はこの描写能力について書いてみたいと思います。

この描写能力はスピーキング能力においては基本中の基本です。
会話をenjoyするために、とても重要な能力だと思います。

「休みに箱根に行ったんだ」「あ、わたしも行きたいと思っているの」
「どんなところ?」 
「あ…、い…、うー…」

こんな調子では、会話も弾みません。
何を聞いても「知りません」では、けっして盛り上がる会話をすることはできない
でしょう。

どうせおしゃべりするなら、自分が知らないことを教えてくれるような友達との話
が、おもしろいのではないでしょうか。

そのような話のできる人になりたいのですが、そのためにはまずはいろいろと
経験して知っている必要があります。

そしてさらにそれをうまく相手に伝えれなければなりません。

従って描写能力を鍛えることは、楽しくコミュニケーションをする上で絶対に
必要なことですよね。

もしも海外のお客様と話すチャンスがあっても、意外と生かせていない人が多
いですね。その原因の一つに、自分が質問をすることばかり考えて、質問され
た場合の準備ができていないことがあります。

この描写能力はとても大事な能力なので、普段から少しずつ練習するように
したいものです。

その練習のやり方は、以前記事にも書いたと思いますが、
まずは写真や絵を見て、
「これは~のような絵です」
「二人の男性がコンピューターの前でスクリーンを見ながら、何かを話し合って
います」と説明したり、
「昨日こんな映画を見たんだけど」「今こんな本を読んでいるんだ」
「うちの姉はこんな性格でね…」などと、

自分が見たり聞いたりしたものや、知っている人のことなどを説明するような
練習をするのが良いでしょう。

ひとりでこつこつと続けるのは結構大変と思いますので、各自自分として続け
やすい方法を工夫していただきたいと思います。

わたしの例ですが、車を運転して信号で止まったとき、かならず回りを見て
一文言うようにしています。車を運転しない人は、いつも雑誌か何か自分の
興味のある本を持ち歩き、待ち時間などに本を開き一言つぶやくか、頭の中
でつぶやくようにしてみるのも良いでしょう。

あまりに一気に頑張り過ぎると、すぐに続かなくなってしまうので、1日1文から
始めたらどうでしょうか。とにかく習慣化することが大事だと思います。


ところで話は変わりますが、人に質問をされて「知りません」と言おうとして、
I don't know. を連発しないように注意した方が良いと思います。

I don't know. はとても突き放した言い方になるため、冷たい感じになってしま
うからです。 せめて
I'm afraid I have no idea.
などのように、(知らなくてごめん!)という気持ちをこめるようにしたいもので
すね。


記事後記:

「英語スピーキング スキルアップBOOK」妻鳥知鶴子、植田一三著(明日香
出版社)はわたしの愛読書の一つです。

その中に描写能力のことが書かれていて、とても参考になる内容でしたので、
何カ所も引用させていただいております。どうもありがとうございました。

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2011年8月13日土曜日

Pimsluer の次にやったのは「シンプルパターン英会話

次に取り組んだのは「シンプルパターン英会話」でした。横浜に出張に行った
とき書店で見つけた本です。

立ち読みで中を数ページ覗いてみたら、とてもシンプルで良く使いそうな英文
がズラリと並んでいたので、すぐに気に入って買ってしまったものです。

ピンズラーアメリカ英語はすごく良い教材なのですが、ⅠからⅣまであり(今
はⅤも販売されている)、それぞれがCD15枚ほどあるすごいボリュームの
ある教材です。

当然すべてやり切るには長い時間が必要です。

それに対して「シンプルパターン英会話」は、50の実用的な基本文を選定し
てあり、それぞれに10の例文が書かれています。

つまり短時間で重要な50の基本文を復習できるのです。

この基本50文を徹底的に使いこなせるようになると、それをベースに素早く
スピーキングを組み立てていけるような気がしたからです。

この50の基本文を頭においてすばやく冒頭の出だし(構文)を決め、続いてフ
レーズ/単語を決め、あとは副詞や時/場所の表現をくっつければ、素早く文
を組み立てながら話せるだろうと。

詳細のトライした内容と結果については、
1月21日:効果の大きかった勉強方法(その2) 
に書かれていますので、そちらを参照下さい。

もちろんピンズラーアメリカ英語も隙間時間を利用し、継続して取り組んでい
ます。

ここ2~3年の日課としては、
1)朝のウォーキング : 「シンプルパターン英会話」+「 Sim English 」
2)通勤途上の車の中: 「1分間スピーチ」
3)  〃 (帰宅)   : 「ピンズラーアメリカ英語
4)オンライン英会話 :  Rarejob Daily News Article

というのが、毎日のパターンです。

かなりハードな印象を受けるかも知れませんが、机に向かってするのは4)だ
けで、あとは全て何かをやっているときに同時並行の形でやっています。

用事があったり一杯飲みがあったりと、いろいろと重なることがありますが、
その場合は約束や用事を優先して行い、英語の勉強は休んでいます。

とにかく、
●気楽に隙間時間を使い、英語漬け。
●同じことを体に染み込むまで、愚直に繰り返し。

をモットーに継続トライをしております。


記事後記:

もう年齢は決して若いと言えないところに来たので、とにかく普通の人よりも
多く何度も繰り返して、ようやく人並みくらいに覚えていくことができるよう
な状況です。

「むかしはもっとすぐに覚えれたんだけどなー・・」と思いつつ、あきらめの
気持で勉強を続けていますが、おかげで継続力だけは身につきましたね。

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2011年8月11日木曜日

ピンズラーアメリカ英語(Pimsleur English)でスピーキング練習

前回までの取り組みで、短文と接続詞による簡単な英会話ができるようになりま
した。

そこで次に考えたことは、さらにスピーキング能力をアップさせるために、良い
教材を見つけ、それを足がかりに能力アップを図ろうとするものでした。

今日はその辺の取り組みについて、書きたいと思います。

いろいろ教材が数ある中で、わたしはスピーキングに的を絞っていたので、迷わ
ピンズラーアメリカ英語を選びました。

最初その勉強の進め方はわからなかったのですが、まるまる1セッションが吹き
込まれているサンプルCDを無料配布しているとのことで、まずはそれを使って
勉強してみよう。そして良かったら購入を考えようと思い、すぐに申し込みをし
ました。

届いたあとすぐに集中して内容を聞いてみて、すぐに感じたのは
「今欲しいのはこれだっ!」
と思ったわけです。

なぜそう感じたかというと、
1)テキストを使わない     聞くと話すをメインに取り組む
2)スピーキングにウェート   ほとんどが話せるようになるための練習
3)記憶への定着率が良い  人間の忘却曲線による科学的根拠に基づく

という特徴があり、勉強は隙間時間を利用してMP3データを聞くことを中心に
して進めたいと思っていたその頃の自分において、ぴったりの教材だと感じたか
らです。

内容をもう少し具体的に書きますと、まずネイティブのナチュラルスピードでの
会話があり、その会話を聞き取ることにより、そのあとに勉強するシチュエーシ
ョンと基本構文を感じ取ります。

そして勉強をしていくための場面について、頭の中にイメージが湧き出るような
ナレーション説明がされ、それを聞いてから会話の練習が始まっていきます。

できるだけ日本語を少なくしており、かなりの部分が英語による指示になってい
ます。説明をしたり、質問をしてきて返答をさせられたり、読み上げられた英文
に対してリピーティングの要求があったりなど、ただ解説や例文を聞くだけのも
のではなく、自己参加型のレッスン内容となっています。

ヒアリングも当然必要ですが、どちらかというとスピーキング力の強化の方に多
くの時間を注ぎ込んでいる教材なのです。

上記の部分でも書きましたが、画期的なのは人間の忘却曲線の原理に従い、
忘れ始めるころのタイミングを見計らって、何度も何度も同じ設問が繰り返され
ることです。

おかげで聞いて話すだけの練習なのに、頭の中へすごくしっかりと定着させられ
るように思いますね。

設定された場所にあたかもいるような臨場感を持ちながら、自己参加型で会話
の練習として、そしてそれを適切なタイミングで繰り返すことにより、聞くことと話
すことが本当にスムーズに身についていくという感覚があります。

毎日通勤途上の車の中で続けることにより、スピーキング力がずい分延びたな
と感じました。とても素晴らしい教材だと思います。

・・が、テキストは無しでCDが十数枚の教材なので、あと少し安価ならばベスト
なのですが・・・。


記事後記:

このピンズラーアメリカ英語(スピーキング)とSIM英語(ヒアリング)は、
わたしの終生の教材になったように思います。

ピンズラーは高価な教材ですがⅣまで購入しました。何度も聞いた今は、エッ
センスを抜き出し合成して、ダイジェスト版を作って利用しています。

もちろん今でも毎日続けています。

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2011年8月9日火曜日

◆スピーキング、どうやれば話せるようになる?(応用編)

前回は長文を話せるようになりたくて、シンプルな短文二つを接続詞で
つなぎ、リズム良く長文のように話す練習をしたという話をしました。

今日はこれの応用編について、書きたいと思います。

まず、次の文を見てください。

I was not very strong when I was a child.
(子どもの頃、わたしは丈夫ではなかった)

I learned a lot of things while I was in the country.
(その国にいる間、わたしは多くのことを学んだ)

簡単な短文ではありません。それなりの長さの文で、普段、ふつうに伝
えたいような内容を表した文だと思います。

実はこれも二つの短文を接続した、一つの文なのです。
見てわかるように "/" の部分で分かれているのです。
そしてその二つの文を「when」で接続している文なのです。

I was not very strong / when I was a child.

「when」は「~のとき」という意味になります。
これなら二つの短文を「and」でつなぐ文と、さほど変わらないですよね。

まずはこのくらいの文までを、スラスラ話せるようになろうと
when, while, after, before ・・・
などの接続詞を意識して練習をしていきました。

それまでは短文の繰り返しだったのですが、接続詞を意識して使うよう
にしたことで、ときおり接続詞を使った長文でも話せるようになりまし
た。

やはり自分で強く望んで根気よく繰り返し実行していくことで、自分の
望んだ方向へ自分を持っていけるということがわかりました。

時間と根気さえあれば、必ず自分のイメージした方向へ持っていくこと
ができるということです。

ところでこの文は、 "/" の部分で前後の文を入れ替えても同じ意味の
文となりますので、自分の好きな方で使ったら良いと思います。

I was not very strong / when I was a child.
When I was a child / I was not very strong.

ここまでをしっかり取り組んだのであれば、必ずや簡単な英会話はでき
るようになっており、旅行へ行くチャンスがあれば役に立つ場面がくる
と思います。

英語で海外の人とコミュニケーションができるようになると、心から話
せるようになって良かった、英語で話せるということは楽しい、と感じ
ることができるようになります。

楽しさを感じれるようになると勉強のモチベーションは更に高まります。
一気に中級目指して進んで行きたいものです。

話は戻って、わたしが次に取り組んだのは「 Pimsluer English 」
でした。

この教材がその後のわたしの勉強のスタイルを決めることになったもの
です。次回、その辺について書きたいと思います。

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2011年8月7日日曜日

◆スピーキング、どうやれば話せるようになる?(続編)

今回は「どうやって話せるようになったか・・」の続編です。

朝起きて5分、小学生の英会話から抜粋した、非常にシンプルな基本文を
音読繰り返して暗記と口慣らし。

そしてとにかく英語で誰かれと話しかけました。(もっぱら女性だけに)
やはり女性だと意欲が湧くからです。何としても通じさせたいな・・・と。

少しくらい不純な動機があったほうが、頑張るぞーエネルギーが大きくなる
ので、英会話勉強の時だけは「そういうのは許す」精神で頑張ったものです。

ベトナムでは宿泊していたマンションやホテル、たまに食べに行ったフラン
ス料理のレストラン、夜飲みに行った日本人パブなどには、必ず英語が話
せる女性がいましたので、話しかける相手にはまったく苦労しませんでした。

また、日本に戻ってからはどうやってやっと少しだけ話せるようになった
英語力をキープしようかと、一心に考えていたことを思い出します。

今のようにオンライン英会話や家庭教師斡旋などのシステムはなく、もっぱ
ら駅前留学だけでしたので。

結局考え出した名案は、定期的に飲み屋街に行くことでした。
わかりますか?

そうです、フィリピンパブです。フィリピンの人の発音は、他のアジア系の人
の英語の発音よりずば抜けて良好です。当然ですよね。むかしはアメリカ
の統治下にあった国ですから。

友人を誘ってフィリピンパブに行って、数回様子を見たあと、まだ日本に来
たばかりの日本語を話せない人に目星をつけて、次から指名して、とにかく
英語で「どこから来たの?」「日本はどう?」「どこに住んでるの?」
「日本の食べ物は好き?」「来てからどのくらいなるの?」・・・・・

などなど、とにかくいろいろと聞きまくるわけです。
同じ英会話の勉強をしているのですが、英会話教室のレッスンとはまったく
違うわけです。断然こちらの方が、楽しいですよね!

そうするとまた行きたくなるのです。病気かな・・?
すいません。ずい分脱線してしまいました。

次にやったこと:
これはズバリ、ステップ4の部分です。
  接続詞を覚える。
  ・二つの短文を接続詞でつなぎ、リズム良く話す練習をする。
です。

ずっと簡単なSVOの基本文をベースにして会話をしてきていたので、少し
レベルアップしたいなと。少しは長い文を話せるようになりたいな・・です。

まだこのころは不定詞関係代名詞をサッサッと使えるレベルではありませ
んでしたので、考えたことは、短文と短文を接続詞でつなぎ、長文化して話
すということでした。

and, but, furthermore, because, so, besides, therefore ・・・

この方法はシンプルで簡単なので、意外にリズムよく話すことができ、かな
り通じたものでした。

シンプルな文ならばしっかりと発音することもでき、シラブルを少し意識し
て話すだけで、かなり通じましたね。

次は更に話せる内容を拡張するための、応用編について書きたいと思い
ます。

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2011年8月5日金曜日

◆スピーキング、どうやれば話せるようになる?

話せなかった自分がどうやって話せるようになったのか・・について、改め
て細かく具体的に書きたいと思います。

何度となくこのテーマについては書いてきたように思いますが、見直してみ
ると結構サラッと書いていて、あまり具体的ではなかったように思いました
ので。

これから話せるようになりたいので、自分なりに取り組んでいこう・・とされ
ている方の参考になればうれしいです。

今まで書いた記事の中で比較的その部分を明確に書いているのは、次の
記事です。話せるようになるためのロードマップと題して投稿していたもの
です。

ここでのステップ1、2については意味もわかるし、やることも明確であり
特に迷わないのではないかと思います。

どんな教材を使って、どのようなやり方をするかではないかと思います。
簡単に自分の意見を述べるならば、ピクチャーイングリッシュの教材を使っ
てやるのがベストと思います。

なぜならば文字だけで処理するのではなく、絵や場面をリンクさせて覚える
ことが重要なことだと思っているからです。

ある場面を見たとき、自動的にフラッシュバックしてそのシーンで使うフレ
ーズが想起されるのが理想的だからです。

こちらについても何度か前に投稿していますので、そちらを参照下さい。

やはり初めて話せるようになるかの
一番のポイントは「ステップ3」の部分 だと思います。

この部分で基本文型を覚え、話す体験をして、自分で話せるようになった
との自信が作れるかどうかなのです。

ステップ4~6は、話せるようになった人が、レベルアップをさせようとする
部分になります。

そこでわたしのやったことですが、順に書いてみますと

1)基本文を暗記:
  毎朝起きたら「小学生英語を音読、暗記」(5分/日)
  とにかくよく使う簡単な基本文を覚えるようにしました。
      ⇒1ヶ月で暗記でき、口になじむようになりました。

2)簡単英語でトライ:
  ベトナムにいたときなので、誰かれかまわず相手に質問しまくりました。
  相手の返答の内容がわからなくても、とにかく次々に質問を繰り返しまし
  た。
      ⇒ここでかなりの部分が通じているとの手応え。
         間延びしたりリズムが狂った長い文より、単純で明快な短文はよく
         通じました。

3)復習:
  2)で通じなかったり、聞きたくて文が出てこなくて言えなかったものに
  ついては、部屋に戻ったらすぐに次のために作文しました。
  そしてそれを別の人に再トライする・・という繰り返しでした。

ここの部分で重要なのは、
  ・基本文暗記、音読の繰り返し
  ・話す実践トライをする
  ・英語が通じて自信付けつつ、話せなくて口惜しさ感じながら復習
   です。

次へ続きます。

【話せるようになるためのロードマップ】  =9ヶ月間コース=
-------------------------------------------------------------
ステップ1:                   【入門編】
  ・1~3語のショートセンテンスを覚える。
  ・ショートセンテンスで話す練習(体験)をする。
ステップ2:
  ・重要単語を覚える。
  ・単語を並べて会話する練習(体験)をする。   -3ヶ月間-
-------------------------------------------------------------
ステップ3:                   【初級編】
  ・基本文型を覚える。
  ・シンプルな短文で話す練習(体験)をする。
ステップ4:
  ・接続詞を覚える。              -3ヶ月間-
  ・二つの短文を接続詞でつなぎ、リズム良く話す練習をする。
-------------------------------------------------------------
ステップ5:                   【中級編】
  ・動名詞/不定詞を復習する。
  ・シンプルな短文に動名詞/不定詞を付けて話す練習(体験)をする。
ステップ6:
  ・関係代名詞を復習する。           -3ヶ月間-
  ・シンプル短文に関係代名詞と修飾短文付けて話す練習をする。
-------------------------------------------------------------

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2011年8月3日水曜日

◆スピーキング勉強であとで差が出る大事なこと

日本語でも英語でも自分の思い通りの考えを表現するためには、大量のイン
プットが必要です。脳内に蓄積されたデータが増えるほど、表現の幅が広が
っていきます。

誰でもこのことは理解できるので、ボキャビルをやることが重要であると考
えています。

しかし、このインプットのやり方の部分に、大切な注意点があるのです。

それは何かというと、
見聞きしてわかれば良いもの」と「自ら使いこなしたいもの
意識して分別する ということです。

ボキャビルが大事だと言って、あれもこれも同じ重要度で同じようなやり方
で覚えても、あとで会話のときに使いたいと思ってもスムーズに出てこない
ことになるからです。

「これは自分のスピーキングで使える!」と思ったものは、
スピーキング用フレーズとして分けて記憶するのが良いのです。

こういったスピーキング用フレーズは、使いこなせるようになるまでは
  ・いつでもすぐに出して使えるような状態にしておくべき
なのです。

私は小さなメモノートをスピーキングフレーズ用として用意し、それに書い
ておき、少しの隙間時間に取り出してながめて頭にインプットするようにし
ています。

またオンライン英会話のときに、そのフレーズを言いたくなり思い出せない
ときは、すぐにその小ノートを出して見ながら話すようにしています。

単語やフレーズを覚えるということで言えば同じなのですが、
これはスピーキングで使えるフレーズだ」と 意識し分けて覚えること
は、後々のスピーキング能力に大きな差となって出てくるでしょう!

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2011年8月1日月曜日

◆スピーキング練習で効果の大きいやり方は・・

英会話ができるようになるためには、ヒアリングとスピーキングが必須であり、
日本における英語学習での最も手薄な部分であるのは周知の通りです。

それらを強化するのに一番望ましい方法は、誰でもわかっていると思いますが、
英会話のできる相手を見つけ毎日会話練習をすることだと思います。

しかし、なかなかそのような相手を簡単に見つけられないですよね。

また最近はオンライン英会話の環境が多数ありますので、それをやってみるの
も良い方法だと思います。

ですが、それもなかなか出来ない人はどうしたら良いのでしょうか?

ヒアリングはいろいろな良い教材があり、自分一人で勉強してレベルアップが
図れると思います。

しかし問題はスピーキングですね。

単語、基本文、会話例の暗記。音読やリピーティングの練習・・・などをやっ
ても、本当の意味でスピーキング能力を高めるには不十分だと思います。

やはりどうしても訓練できない部分があるからです。
それは何かというと、「瞬間処理能力」です。

相手に質問をされたときにその内容を聞き取り、瞬間的に英語の語順で返答の
フレーズを作りながら、次々に答えていく能力です。

能力というか、会話への対応スキルですよね。

これは一人でコツコツ通常の勉強をしてもなかなか身につかないでしょう。
勉強するというインプットの流れではなく、質問に対して瞬時に自分の知って
いる知識の中で返答(アウトプット)するという練習が必要ですから。

このようなやり方が本当にやるべきスピーキング練習の形だと思います。
勉強をするというよりは、練習や訓練をするというイメージですね。

そしてそれを一人でやるには、どうやったら良いのでしょうか?

自分なりの答えの一つが7月30日の前回の記事にも書いてありますが、
   CDやPCを使って、問いかけてくるしくみを作る。
というのが、効果のあるやり方だと思っています。

具体的には
   質問をする役目は、パソコンにやってもらう
ということです。

パソコンがランダムに選んだ質問で問いかけてきて、自分は想定した場面に応
じての返答を即座に返すという形で、繰り返し練習を行うわけです。

こうやることで
  ・予想できない質問に、都度考えて答える練習となる(事前準備ができない)
  ・パソコンからの質問に、即座に返答する必要がある (時間的制約がある)
  ・英語で考える必要に迫られる  (ゆっくり作文、翻訳をしていられない)
  ・英語の語順で、フレーズ単位で、話す訓練となる (日本語的作文は無理)

という対応が要求され、より実践に近い練習となります。

そしてその繰り返しは少しずつスピーキングの経験/体験を積み上げることに
なり、会話対応力を高めていくことになります。


より具体的な内容は、わたしのもう一つのブログに細かく書いていますので、
よろしければそちらをご確認下さい。

・かってに英語で質問してくる会話練習ソフト
・かってに英語で質問してくる会話練習ソフト(補足)


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