2012年9月29日土曜日

2012年9月26日水曜日

2012年9月22日土曜日

◆瞬間的に頭出しするためのやり方について

突然、英語で話す必要がある場面に出会ったとき、
          そして何か言いたいことを感じたときに、
                    あなたは瞬間的にその文章の頭出しができますか?

わたしはそういう場面に直面したときに、頭の中にフッと浮かんでくるときと、
浮かんでこなくて「どういう構文で話そうかな・・」と考える時があります。

日常会話で何度も経験している場面では、かなりの部分がフッと浮かんでく
るようになりました。

英語を再学習し始めたときは、まったく出てこなかったのですが、生涯学習と
して継続的に楽しみながら取り組むようになり、少しずつ出てくるようになり
ました。

やはり勉強した回数、経験した回数を積み重ねることで、出てくるようになっ
たと思います。

また勉強するだけではなく、海外での本番経験の回数も多かったため、チェ
ックイン、チェックアウト、レストラン、ショッピング・・などでは、定番の構文と
して、すぐに頭の中で浮かんでくるようになりました。

(やはり経験のある場面と文章ですね。それと苦労したような文章も)

その場面を見てそこにあるキーワードを感じたときに、フッと英文の言い出
しの部分が浮かんでくる・・そういう状態になれるように、よく使う基本構文を
インプットしておきたいものですね。

今回はその方法について考えてみました。


■そのやり方について
わたしが何かを覚えるときやっている方法としては、目、耳、口、手、頭の5
つを利用する方法が良いと考えています。

もう若くなくて記憶力の減退している自分が効率良く覚える方法としては、
できるだけ多くの感覚から同時に刺激を与えて覚えるようにすべきと思って
います。

聞くだけ、書くだけ、見るだけ、読むだけ・・ではすぐに忘れてしまいます。

具体的にどうやっているのかと言うと、画像/キーワード/頭出しフレーズ
をセットで準備します。

1.画像:
    この画像を引き金に頭出しフレーズが出てくるようにします。

2.キーワード:
    このキーワードを引き金にして、頭出しフレーズを引き出します。

3.頭出しフレーズ:(例文)
    「画像」や「キーワード」を、「見たり」「聞いたり」「書いたり」
  したときに、この頭出しフレーズが出てくるように「リンクさせて記憶」
  するようにします。

以後は、何度も画像とキーワードを見たり考えたりしたときに、頭出しフレー
ズが浮かび上がるように訓練を繰り返します。

一種のイメージトレーニングですね。


■記憶のメカニズム
これに実際の体験とそのときの感情の起伏(喜び、不安、失望、・・)がから
んだなら、その記憶はしっかりと焼け付けられることになるでしょう。

わたしは体の動き(体験)と大きな感情の動きの出たものが、一番記憶に定着
すると感じています。

そういう意味では何事を学ぶにも、感情を目一杯振るわせながらやれるならば、
それが一番効率の良いやり方になるのではないでしょうか。


■具体的な例
理屈ばかり言っていてもわかりにくいので、実際に例を上げてみます。

例1:海外のホテルに到着し、チェックインをしようとしている。



  ・キーワード: ホテルフロント
  ・フレーズ :
        1.I don't have a reservation.
        2.Do you have a single room available for tonight?
        3.Here is my pasport.

       1.予約はありません。
        2.今晩、シングルルーム1部屋ありますか?
        3.パスポートです。


1つの画像とキーワードに、あまり多くのフレーズをリンクさせると、思い
出すときに混乱するため、せいぜい1~3つのフレーズにした方が良い
です。

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例2:海外で食事をしたいと思い、レストランを見つけ中に入った。


  ・キーワード: レストラン入り口
  ・フレーズ :
        1.Do you have a table for two?
        2.Could we have a table by the window?
        3.How long do we have to wait?

        1.2人ですが空いている席はありますか。
        2.窓側の席はありますか。
        3.どのくらい待たなければなりませんか。


余談ですが、
ここでは飛び込みでレストランへ行ったときの例をあげていますが、
海外では多くのところで予約しておくのが当たり前となっています。

日本でも先に予約をしておくと、待たされるようなこともなく、少しだ
けでも大事に扱われるように思います。

できるだけ予約をするようにクセをつけた方が良いですね!



2012年9月20日木曜日

◆話せるようになる人とならない人の違いは・・

街を歩いていて、前方から歩いてきた一人の外国人に、突然何かを尋ねられたら、
あなたは英語で言っていることを聞こうとしますか?

それとも「 I'm sorry. I can't speak English. 」ですか?


心の準備がないときに突然話しかけられたら、普通の人なら誰でも一瞬パニック
になりそうになると思います。

まったく余裕のない状態でしかも慣れていない英語ですから、普通は「もうし訳
ありませんが・・・」でしょうね。


■前向きな人
しかしここで、普段から外国人と接触していたり、英会話することに慣れていた
ら、まずは相手が何を言おうとしているのかを、聞き取ろうとするのではないで
しょうか。

つまり、その違いは何かと言うと、事前準備や練習をしている人としていない人
の違いだと思います。

更に言い換えると、慣れている人と慣れていない人の違いだと思います。

わたしはひとえに「事前準備」がされているか、「少しでも慣れているか」かが、
まずは英会話ができるかどうかを決めているのではないかと思っています。

もしも会話の実力レベルが低い場合であっても、
  「話そうとする」のか「話そうとしない」のか
の違いになるのだと思っています。


■どうすれば良いのか
つまり、わたしの結論は、
  ・事前に少しずつでも勉強して、英語に親しむ
 ・誰かを相手に(最悪自分を)、実際に声を出して会話する練習をする
となります。

この二つを普段からやっている人が、話せる、あるいは話せるようになるという
ことです。あともう一つ「継続」かな。

「何をいまさら・・。当たり前じゃあないの・・」
と言われるかも知れません。

ですがこのことをわかっていても、意外と継続できていないのです。
よほどの強い気持ちを持っているか、何かしっかりした目的をもっていないと
むずかしいのです。

この継続できているかが、一番重要でむずかしいところかも知れません。


■話せる人と話せない人
継続できていないと、結局は話せるようにはなりません。
ですができているならば、必ず話せるようになります。

そんなに長い間勉強しなくてもです。
簡単な会話なら、案外すぐにでもできるようになります。

最初のほんの少しのきっかけがあれば・・良いだけなのです。


2012年9月15日土曜日

◆ホテルで苦情を言いたいとき

無事にチェックインが済みました。
そして部屋の鍵をもらいエレベーターに乗って移動です。

ちょっと話が横道にそれますが、最近、海外の普通のホテルでは、
鍵で部屋を開けるというところはとても少ないですね。

ほとんどがカードキーになっています。ドアノブ付近のセンサーに
近づけると、LEDランプが緑色に変わりロックが外れるというタイプ
ですね。

時々、細い溝にカードを通すタイプもありましたが、ここ最近は
なくなってきたように思います。


■部屋に入って・・
ドアを開けて部屋に入り、照明と空調のスイッチを入れます。

そして部屋の中を見回して状況を観察すると思いますが、
そこで何かが壊れていたり足りなかったりすることがあります。

あるいは途中からテレビがおかしくなったりすることもありますね。

このような場合は、すぐにフロントに電話をして点検をしてもらうか、
部屋を替えてもらうことになります。

さて、そういうときには電話をして、どう言えばいいのででしょうか?

そのシーンを思い浮かべたとき、すぐに言いたい英文の頭出しがフッと
出てくるようにしたいものですね。

いかがですか?



■会話例

Front Agent:

Sato:
↓   ↓

Front desk.
はい、フロントです。

        Excuse me.
        すいません。

        I am having a problem with the room.
        ちょっと問題があるのですが・・。

        The air conditioner doesn't work.
        エアコンが壊れているようです。

I am sorry about that.
申し訳ございません。

We will send someone up to take care of that.
すぐに係りの者を伺わせます。

        Thank you.
        お願いします。


■頭出しのポイント
ここでは2つの頭出しのポイントがあります。

一つは、  「問題がある」です。 そして、
もう一つは、「壊れています(機能していません)」です。

「問題がある」の頭出しは「I am having a problem」です。
  I have a problem と覚えておいてもいいでしょう。

頭出しというよりは、短いのでショートセンテンスを覚えておくと
いうことですね。

そして「壊れています」の頭出しは「○○ doesn't work」です。

この表現はとてもよく使います。
  The TV doesn't work.
  テレビが壊れています。

  The alarm clock doesn't work.
  目覚まし時計が壊れています。
     ・
     ・
などなど。


■何かを持ってきてもらう・・
また、故障ではないですが、フロントに電話をして何かを持ってきて
くださいと頼みたいときもあります。

そんな時はどう言えば良いでしょうか?

Front Agent:

Sato:
↓   ↓

        Excuse me.

        May I please have an extra blanket?
        ブランケットをもう1枚いただけますか?

Ok, we will send one right up.
かしこまりました。すぐにお持ちいたします。

        Thank you.
        ありがとう。


やはりここでも「May I have ~」が使えますね。

文のうしろに「Please」を入れるとで、もっと丁寧な表現となります。
何かを依頼する場合、かなり柔らかな印象にすることができます。


まずはこのあたりの会話ができるよう、その場面をイメージしながら
頭出しの文を覚えておきましょう。

いざというときに、助かりますよ!


2012年9月11日火曜日

◆ブランクをものともせず復活する英語のレベル

先週8日間、香港経由で中国へ出張に行ってきました。

移動する途中、香港空港ではHSBC銀行支店へ行き、5年前に開設した
アカウントをキャンセルして来ました。手続きは全て英語です。

ここ最近はずっとオンライン英会話レッスンを行っていましたので、英語
でのコミュニケーションにはあまり不安はありませんでした。


■長期間ブランクの中国語は・・
むしろ中国へ行ってから、かつて覚えていた中国語が出てくるかが、多少
気になっていたのですが、まったくの杞憂でした。

会社で、レストランで、スーパーマーケットの買い物で・・

全て自然に文章が頭の中に浮かび上がってきて、問題なく会話ができたの
でした。

途中、何回か単語が出てこないこともありましたが、
 「この単語は・・何だったっけ?」
と考え込むと、すぐに頭の中にフッと浮かんでくるのでした。

中国から帰国してからの2年半のブランクは、まったく気にするほどのこ
とはありませんでした。


■ブランクが問題にならないレベルになるには・・
何故、中国語はこのようにブランクをものともせず出てくるのでしょうか?
何故、英語はこのようにならないのでしょうか?

その違いは何だろうかと、よくよく考えて見ました。

そしてその答えは、
  ・まったく日本語を使わず中国語どっぷりの1日を何回も過ごした経験
がキーだと感じました。

つまり、
  ・周りには日本人がまったく一人もいない。
  ・全てが中国人である。
  ・日本語は一切使わない。
  ・頭の中でさえ、日本語を使わない。

という、中国語に浸りきった環境にいたことではないかと思っています。


■英語へ応用するならば・・
前項で書いた考察が正しいと仮定して、それを英語に応用するのならば、
どうやったら良いのでしょうか?

日本にいてお金をかけずに同じ環境は簡単には作れないので、わたしにで
きそうなことは、
  ・休日部屋に閉じこもり
  ・英語だけの環境を作り出し
  ・それに長時間浸る
となりました。

そして日本語を一切使わないでいられる、英語だけの環境を作るに手っ取
り早いのは、
  ・自分の実力レベルにあったおもしろい洋画を多数用意
  ・英語字幕を出しながら映画を何本も楽しむ
  ・これと思うものは何度も何度も繰り返し見る
  ・字幕を見てリピーティングしてみる

ということになりました。

とにかく、楽しいやおもしろいことでないと・・続かない
続かなければ、実力アップは望めない

というのがその理由です。

これからの休日の行動目標には、「おもしろい洋画観賞」を半日程度、
英語どっぷりで行う・・・とすることにしました。

さあ、おもしろいDVDを借りにTSUTAYAへ行くぞっ!

2012年9月2日日曜日

◆ホテルチェックインのやり取り会話例と頭出し

今回はホテルのチェックインのときの流れを復習しながら、その手続きの
やり方などについて説明をします。

そしてそのときによく使う表現について、頭出しができるようにインプット
しましょう。



■会話例

Front Agent:

Sato:
↓   ↓

1.Good afternoon, Sir.  Are you checking in?
  いらっしゃいませ。チェックインでございますか?

  Yes, my name is Toshio Sato.
  はい。佐藤俊夫と申します。

2.We have your reservation.
  予約を承っております。

  One single non-smoking room for 2 nights and checking out
-on the morning of Friday, June 8.

  本日より2泊、禁煙のシングルルーム、チェックアウトは6月8日、金曜日の朝
  ということで。

  Yes.
  はい。

3.May I have your passport, credit card,
  それでは、パスポートとクレジットカードをお願いできますか?

  and please fill out this form and sign here.
  そして、こちらに記入してサインをお願いいたします。

  Ok, here are  my passport and credit card.
  あ、はい。これがパスポートとクレジットカードです。

4.Thank you, Mr. Sato.
  有難うございます。

  Here is your key.
  こちらが佐藤様のお部屋のキーでございます。

  You are in room 502 and the elevator is down that hallway
  -on the left.
  502号室で、エレベーターはこの廊下の先、左手にございます。

  Thank you.
  ありがとう。


■海外でのチェックインの流れ
ホテルでのチェックインは、上の会話のようにほとんど決まっていて、
  「名前、予約(内容)の確認」
  「パスポート、クレジットカード提示」
  「宿泊申込書への書き込み」
 「部屋のキー受領、説明」
と進んでいきます。


■パスポート
海外では宿泊申し込みをする場合、必ずパスポートが必要です。
小さいローカルのホテルの場合は、泊めてくれるようなところもありますが。

わたしはパスポートの盗難を避けるため、日常はパスポートのコピーを持って
いて、原本はスーツケースの中に保管して持ち歩かないようにしていました。

そのため、急な宿泊の必要性が出たときに、きちんとしたホテルではコピーで
はだめですと断られたものでした。

長い時間交渉して泊めてもらったこともありますが、基本的には受け付けても
らえないケースが多く、特に一流どころのホテルは取り付く島もなかったです
ね。


■クレジットカード
また、必ずクレジットカードの提示を求められます。
持っていなければキャッシュでのやり取りとなりますが、必ずデポジットを取
られることになります。

つまり預かり金のことです。カードの場合は、先に宿泊費用よりも大きな金額
で請求書が起こされ、発信はストップされます。

つまり、精算しないで出て行ったりすると、その請求書がカード会社に請求さ
れることになるのです。

きちんとチェックアウトで精算すれば、その預かり用の請求書は返却してくれ
るか、目の前で破って見せたりします。

英語では「デポジット」、中国語では「押金(ヤージン)」と言います。


■便利な表現 「May I have ~」
少し話がそれてしまいましたが、上の会話でフロント係が使った
  「May I have ~」
は、よく使われる表現です。

丁寧に依頼や確認などをするときには、すぐに「May I have ~」と頭出しで
きるようにしましょう。

・May I have your name?
 お名前教えていただけますか?

・May I have extension 502?
 内線502につないでもらえますか?

・その他: May I ask you a question?
             May I help you?


■便利な表現 「Here is ~」
またフロント係が鍵を渡す時に、
  「Here is ~」
という表現を使っていますが、これもよく使われるフレーズですね。

何かを相手に渡すときは、「これはあなたの~です」となりますが、すぐに
Here is ~」と頭出しできるように練習しましょう。

・Here is  your receipt.
 こちらがあなたのレシートです。

・Here is  my business card.
 これが私の名刺です。