2012年10月17日水曜日

◆英語耳作るために大事な10のキーポイント

最近、すごい短期間で”英語耳”ができる・・と書いている広告が目につき
ますが、みなさんはそれを信じますか?

わたしの経験からいくと、それはかなり誇大化した広告のように思います。


■わたしの場合
わたしの場合は1年以上かかりました。ただし1年以上経ってから、突然
英語耳”ができて全てが聞き取れるようになったというわけではありません。

変化は徐々にでした。しかし続けてさえいたら、確実にリスニング力は上が
っていってたと覚えています。

どのように上がっていったかというと、翻訳せずに理解できる単語が増えて
いくにつれ、聞き取り力がアップしていったということです。

英語耳”ができたというより、だれでも翻訳せずに意味が理解できる
「グッドモーニング」「グッバイ」「ストップ」「スタート」
などのような単語が、どんどん増えていったと言うことです。

また、わたしはスラッシュリーディングというか、1つの文において、小さな
フレーズ単位で意味を掴み取るように心がけていました。

今はやりの言い方で言い直すと、英語の語順で理解することに慣れていっ
たことにより、やはり聞き取り力がアップしていきました。

ですからわたしの場合は、突然・・ではなく、徐々に・・と思っています。

振り返ってみると、3ヶ月単位くらいでアップしていったように思います。
CDの英語の音声を意味がわかるまで繰り返し聞く練習をしていて、繰り返
す回数がどんどん減っていきましたので。

つまり、少ない回数で意味が理解できるようになっていったということです。


■中国語のときの経験
英語の場合は以上のような感じで、聞き取り力が変化していきました。
しかし、中国語の場合は英語とは違っていました。

勉強を始めてから6ヶ月くらいのところで、突然中国人のスタッフが話す内
容がわかるようになり、びっくりしたことを覚えています。

ですが今考えなおしてみると、突然理解できるようになったというよりは、
理解できるようになっていることに「突然、気がついた」ということだった
かも知れません。


■取り組む期間
以上のことより、わたしは”英語耳”を作るのには、数日、数週間では無理。
数か月なら可能性はあるのではないかと思います。

英語耳”を作るためにやらなければならないことは、きっと同じだと思い
ますが、そのやり方はいろいろとあります。人それぞれで、自分に合ったや
り方で、取り組むべきだと思います。

続かないと意味がないですから。

わたしのやり方は、「隙間時間を使ってやる」が合言葉でした。
朝のウォーキング、通勤途上、夜にBGMで。この3つがわたしの勉強時間
でした。


■英語耳作るためのわたしのキーポイント10

・努力して聞くことは続かないし、続けることが”英語耳”を作る近道

・ゆえに英語音声をBGMとして、生活習慣の中に組み込む

・リラックスして自然体で聞くこと、興味引かれたところは集中して聴くこと

・続けるためには興味の湧くニュース。楽しいと思える話題を聞く

・わたしは日本のニュースを聞くのが好き。
        だから NHK WORLD RADIO JAPAN がベスト

・話せることは聞き取れる・・の法則を活かすため、音読とリピーティング
  を併用(別の教材でも可)

・最初は意味を掴まない。音声を聞き単語を意識して聞き取る

・次は主語だけを聞き取る

・さらに次は主語と動詞だけを聞き取る

・ここで初めて意味の理解にトライ
      主語と動詞の意味だけを理解。他は単に単語を認識(意味は意識せず)


ちょっと話が長くなりましたので、続きは次回ということで。