2013年12月31日火曜日

英語の語順で作文、スラッシュスピーキング

英語の語順で文を組み立てながら、スムーズに話せるようになりたいも
のです。そのためには練習が必要です。

文法を含めたその理屈ややり方を理解したあと、何度も繰り返し練習す
る必要があります。野球などのスポーツしかり、車の運転しかり。

英語のスピーキングも練習なくしては、上達は有り得ません。
やるかやらないか・・ですね。

みんなわかっているのに、それがなかなかできないんですよね。
どうしてもやらないといけないという環境がない限り。


■英語の語順で作文

今回は英語の語順で作文と発声をする練習をしました。
「英語の語順で素早く文を組み立て」をキーワードにして、今後しばら
く取り組んでみようと思っています。

そしてそれに慣れたなら、次は「表現の拡張」に取り組んでいきます。

それでは今回の「例文」です。


Drinking with co-workers

ABC company has recently carried out /a survey /on drinking /with co-workers.
Most of the respondents said /they usually talk /about their jobs /while drinking /with their co-workers.
Over 90 percent of them go to izakaya, or Japanese-style pubs. 
ABC says /that when drinking /many men like to talk /about their work and bosses. 
On the other hand,  many women simply want to forget /their work /and have a good time. 


☆ 同僚との一杯のみ

ABCカンパニーは最近、調査を行った。同僚との一杯のみでの。
回答者のほとんどが言った。彼らは通常、仕事について話す。同僚と飲
んでいる間。

彼らの90%以上が居酒屋か日本式パブへ行く。
ABCは言っている。飲んでいる時、多くの男性は、仕事と上司の話を
するのが好きだ。

一方、多くの女性は、単純に仕事を忘れ、楽しく過ごすことを望んでい
る。


■英語の語順でスラッシュスピーキング

英文を読むときに、スラッシュリーディングというのがあります。

聞いたことがあるかと思いますが、要は長い英文のままだと意味が理解
しにくいので、意味のあるかたまりごとに間にスラッシュを入れ、意味
を掴んでいくやり方です。

例えば次の文は、
ABC company has recently carried out a survey on drinking 
 -with co-workers.

さっと意味のあるかたまりに分けると
ABC company has recently carried out /a survey /on drinking
 - /with co-workers.

となります。

必ずこうではないといけないというものではなく、自分が一辺に意味を
つかめる単位で分けたら良いと思います。

初めの頃は短めで切り分け、上達し慣れてくると少しずつ長くしていっ
て良いでしょう。

そして、このかたまりごとに作文し発声し、次々と作文・発声を付け加
えていくという練習です。


■実際の練習

それでは実際にやってみます。まずは次の文です。
「ABCカンパニーは最近、調査を行った。同僚との一杯のみでの」

英語の語順で構成を考える場合、

まずは「主語+動詞」です。
  ⇒ABCカンパニーは行った  :  ABC company has carried out
ですね。

そして「最近」とあるので「recently」を付け加えます。
通常わたしはこういった副詞は、わかり易く文頭か文尾につけています。

ここでは例題に従って、動詞の前に入れました。

とにかく自分で素早く意味のわかるかたまりを、「主語+動詞」のうし
ろに付け加えていきます。

「意味のあるかたまりを作文」⇒「発声」⇒「作文」⇒「発声」⇒・・
です。

それではやってみましょう!


ABCカンパニーは最近行った ABC company has recently carried out
 調査を                               a survey
  一杯飲みで                         on drinking
   同僚との                  with co-workers.

回答者のほとんどが言った   Most of the respondents said
 彼らは通常話す           they usually talk
  仕事について              about their jobs
   飲んでいる間               while drinking
    同僚と                     with their co-workers.

彼らの90%以上が        Over 90 percent of them
 居酒屋へ行く              go to izakaya,
  または日本式パブへ         or Japanese-style pubs. 

ABCは言っている          ABC says that
 飲んでいる時              when drinking
  多くの男性は話をするのが好きだ many men like to talk
   仕事の話をするのが好きだ       about their work
    それと上司の                   and bosses. 

一方                    On the other hand,
 多くの女性は単純に忘れ    many women simply want to forget
  仕事を                    their work
   楽しく過ごすことを              and have a good time. 


2013年12月22日日曜日

イメージしてからやさしい英語で話す

しばらく5歳児英語(5歳の子供にわかるような英語)をやってきまし
たが、実はグロービッシュ英語でも同じようなことが述べられています。

それは「イメージをやさしい英語で伝える」です。

ここで述べられているコツは、日本語をそのまま英訳するのではなく、
伝えたい「イメージ」をできるだけやさしい英語で伝えることです。

そのまま英訳しようとすると、対応する単語を知らない場合、口をつぐ
むことになってしまいます。

そうではなくて、一旦伝えたいことをイメージして、それをできるだけ
簡単な複数の文で伝えようとするのです。

今回は、グロービッシュ英語の方に従い、各課題文よりイメージを作っ
てから、それを簡単な英語で表現する練習をしてみました。


■1:そろそろ、おいとまします。

「そろそろ」とか「おいとまする」って、どう言ったらいいんだろう?
と考えこまないでください。

ポイントは、「おいとまする」は「帰る時間だ」ということ。
すると、
  It's time / to go. 
とか、
  It's time / to leave.
と表すことができます。


■2:世間は狭いなあ。

ここでは「世間」を「世界」とイメージして、「世間は狭い」を「小さ
な世界だ」とイメージするのがポイントですね。

すると、
  It's a small world.
となります。


■3:このひどい事故で、死亡者はいませんでした。

「死亡者はいない」は、「誰も死ななかった」「このひどい事故で」と
表すのが良さそうです。

すると、
  No one died / in this terrible accident.
ですね。


■4:無駄使いしてはいけません。

「無駄使いする」は、「お金を使うべきではない」「意味のないことに」
と表すことができます。

すると、
  You shouldn't spend your money / for nothing.
と言えば良いですね。



2013年12月17日火曜日

瞬間英作文とスーパースピーキング

スピーキング力をつけるには、やはり実際に話す訓練をする必要があり
ます。頭で考えただけではスムーズに言葉が出るようにはなりません。

実際に言いたいことを素早く作文し、口を動かして発声して初めて、ス
ピーキングの練習になります。

野球の千本ノックと同じで、話すことを何度も繰り返し練習することで、
思ったことをいつでもスムーズに話せるようになっていくものだと思っ
ています。

ボールが転がってきたら、自然に体が反応してグローブが出てボールを
掴み、流れるように1塁へボールを投げる・・というようになるための
練習と同じだということです。

日本にいて通常の生活をしていると、ほとんどこういった英語を話すと
いう機会がありません。そのままだとどんどん会話力が低下していって
しまいます。

自分でしっかり考え計画し、実践してレベルダウンを防ぐしかありませ
ん。

そういうわたしも今年は、TOEICを意識してスピーキングの練習は
あまりやっていませんでした。リスニング練習はしっかりやっていたの
ですが・・。

するとやはりオンライン英会話レッスンで、その影響が現れてきたので
した。話している文章の構成に自信が持てない・・という形で。

そして結局、次の2つの練習を再開したのでした。

1)基本文の音読: 
   自己選定した基本110文に臨場感溢れる感情こめて音読

2)瞬間英作文:
   ピックアップした138の英作課題を、何度も何度も繰り返す

この2つの練習を繰り返すことにより、英語の語順、各フレーズの構成
について、自信を持って並べ言えるようになりました。

やはりこの「音読」と「瞬間英作文」というのは、スピーキング練習に
は欠かせないものだと思っています。


■スーパースピーキング

あなたは東京SIM研究所の「スーパースピーキング」を知っているで
しょうか?

英語の語順で各パートの翻訳が示され、すかさずその翻訳を英作文して、
発声していきます。

例:
まず最初に「S+V」を話します。

1)「彼は~をしました」⇒(なぜ )という疑問が出る
2)「~なので」     ⇒(どこで)   〃
3)「~で」         ⇒(いつ )   〃
4)「昨日」         ⇒ 文が完結

という形で、文の構成は「英語の語順で」となっており、話す語順はあ
らかじめ決められています。そのあらかじめ決められた語順で、何度も
繰り返すことが「英語の語順で理解する」ということに繋がっていくと
いうわけです。


■瞬間英作文

しかし、瞬間英作文ではあらかじめ話す順序が決められているわけでは
ありません。通常の日本語課題文が読み上げられ、それを聞いたら素早
く英文に翻訳しながら発声するという、単純なものです。

課題文を聞いたら、できるだけ短時間で翻訳しながら話すというもので、
単純ですが慣れるまでは結構むずかしいところがあります。

一瞬の中で、

・適切な文型を決める(構文を選ぶ)
・SとVを見つけ発声する
・補足部分を次々に付け加えながら発声する

というように進めることになります。

もしも適切な文型を選べなかったり、正しくSとVを見つけられないと、
正しい文章にならなくなったりします。

この「適切な文型の選択」と「正しいS+Vを見つける」が、重要な2
つのキモになるのではないかと思います。

しかし実際の日常会話では、自分の言いたいことを話そうとするときは、
必ずこの2つの作業からが始まりますので、そういう意味でこの練習は
重要な訓練であるとも言えるのではないでしょうか。

現時点、瞬間英作文の本とCDは持っており、スーパースピーキングは
高額なため未購入なので、まずは当分の間、瞬間英作文の練習を継続す
ることにしたのでした・・。

2013年12月9日月曜日

やさしい表現に置き換えて話す練習、4題

ここ最近、日本語の複雑な言い回しを、5歳児の簡単な英語で話すと
いう練習をしていますが、実際はあまり複雑な言い回しは使ったこと
がありません。

英語で海外の友人と日常会話を話すときに、こちらの英語のレベルも
さほど高いわけではなく、話す会話も日常に関することなので、凝っ
た表現は使いません。

思い返しても思い当たる部分がないほど、そのような凝った表現は使
っていないのです。(単にレベルが低いだけ・・汗;)

普通の一般人なので。

ですが、通訳の方などは必要あるでしょうね。
いろいろな立場の人の話すことを、瞬時に同時通訳する必要があるの
で。

ですが、このような複雑な表現をさらりとやさしい表現に置き換えて、
自分の知っている単語で話すという訓練は、いろんな意味で会話力を
伸ばすことになると思っています。

なので今回も、やさしい表現に直して話す練習をしました。
毎回、1個の例だけでは効率わるいので、今日は短めの解説で4つの
例をやってみました。


■例1:
「ありきたりの アイデアではダメだ」

 → 普通の アイデアではダメだ  ・・・と考えてみる

  → より良い アイデアが必要  ・・・とも言い換えれるので、

    We need better ideas.


■例2:
「ご事情は重々承知しています」

 → あなたの状況はよくわかっています  ・・・という意味

   I understand your situation very much.


■例3:
「よろしければ召し上がってください」

 → もしよければ、食べてください。  ・・・同じ意味ですね

   If you'd like, please eat it.


■例4:
「彼は本当に親バカだ」

 → 彼は本当に子供が好きだ。(子供を愛している)

   He really loves his children.(his daughter / his son)


2013年12月4日水曜日

わかりにくい語をやさしい文に変換するやり方

今回も日本語独特のわかりにくい語を使っていて、英語では表現しにく
い文について、やさしい表現に置き換えて話す練習を行いました。


■例文:彼は空元気をよそおっている。

ここでは「空元気」をどう言うかがポイントですね。

まずすぐに考えてみることは、

1)文を2つに分られけるのか

「彼は空元気をよそおう」という文の内容を良く考えてみると、
  ①彼は元気ではない
  ②だけど、元気に見せている

という2つの文になると思います。

「元気ではない」の部分と、「元気に見せている」の2つの部分が結果
として「空元気である」を表わすことになります。

これを英文にしてみると、
  ① He isn't fine.
  ② But he plays like he is fine.

となり、簡単な表現で言うことができました。


■その他の言い方

この場合、①はこの表現でほとんど決まりですが、他には
  ・彼は問題を持っている
    He has a problem.

と言っても良いかと思います。

また、②の文は、いくつかの言い方があります。
  ・彼は元気を演じている。
  ・彼は元気なふりをしている。

という2つの文です。

「演じる」という単語と、「ふりをする」という単語を使っての表現は
次のようになります。

 ・演じる     He acts like he is fine.
 ・ふりをする  He pretends like he is okay.


■まとめ

ここで重要なのは、
  「複雑な表現の文を、素早く簡単な文に置き換える
というところだと思います。

誰でも最初から簡単にできるものではなく、これは訓練を繰り返すこと
で上達していくものだと思います。

毎日、少しずつの練習をして、積み上げて行きましょう。
無意識のレベルでできるまで。


■参考
  ・空元気を出す whistle in the dark
 ・空元気      false cheerfulness

■5歳児英語で話す/関連記事
  ・いま話題!amazon1位の5歳児日本語で英語
  ・5歳児の日本語で考えるやり方の5つのルール
  ・一瞬考える表現を簡単な日本語に置き換える練習
  ・5歳児英語に言い換え簡単に話すというスキル
  ・わかり易く言い換えて話す練習

2013年11月30日土曜日

わかり易く言い換えて話す練習

今日は、日本語独特のわかりにくい表現について、それをどう言い換え
て話すかの、練習をしてみました。


■(~さんは)番狂わせで(…になった)

このような文を言うときには、どのような言い方をしたら良いでしょう
か?

つまりこの「番狂わせ」をどう言うかがポイントになりますが、まず先
にこの簡単そうに見える文を、もっと簡単に言うことができるかを考え
ます。

★「二つに分ける」
まずは二つに分けられるかを考えます。
すると、次の二つの文に分けられることがわかります。

1)~さんは、~になった。
2)番狂わせだ。

1)は「~ became …」という文でOKですね。

★「やさしい表現に言い換える」
さて次は「番狂わせ」をどう言い換えるかですね。
同じような意味を表せる文を素早く考えて、その中のどの表現を使うか
を判断します。

例えば、次のような表現を考えました。

1)わたしはとてもびっくりした。
2)わたしはそれが信じられなかった。
3)わたしは~さんが、…になると考えていなかった。
4)誰も予想していなかった。

上の4つの文くらいが、同じ意味を伝えれるかと思います。

そこでこれを英文にして、先の文に続けて話すわけです。
1)I was very surprised (to hear that).
2)I couldn't belive about it.
3)I didn't think ~ would be the ….
4)Nobody expected it.

いつもこのように何通りにも言い換えれるかは様々だと思いますが、今
回のようなケースなら、わたしは2)か3)の文で話すのではないかと
思います。

いずれにしろ、簡単に話せるようになるには、
文を分けるということ
そして、
できるだけ簡単な、相手が理解できる表現で話す
ということを、普段からしっかり練習しておくことが大事だと思っています。



2013年11月24日日曜日

海外での貴重な体験が英語学習のヒントに

今回久しぶりに海外に来て、かなり貴重な体験をしました。

何かと言うと、英語を勉強して、いていつも疑問に思っていたことで、
重要なヒントに気がつくことができたことです。

それは、

・ボキャブラリも基礎構文も文法も、それほど多くは必要ない
    ⇒簡単な単語、熟語、基本文で十分
    ⇒会話の多くは簡単な「決まり文句」が占めている

・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
    ⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要

・わからなければ聞けばよい
    ⇒話せるという自信は、知識ではなく慣れと経験から

という3つのことでした。


■英語勉強に対する誤解

わたしは「楽しく日常会話ができれば良い」ということを目標として、
今まで英語を勉強してきました。しかし10年を超えたときでさえ、ま
だ自分の英語力は十分とは感じていませんでした。

かなり話せるようになったいたし、海外へ出てもさほど困るようなこと
にはならないレベルになっていたにも関わらずです。

英語は奥が深くて限りなく勉強すべきことがあります。ボキャブラリも
基本構文も発音も文法も・・・です。

どこまで勉強すれば良い・・というところが、よくわかっていませんで
した。そのような状態だと、当然もう十分だと思うことができませんし、
「自信」というものもまだまだ不十分のように感じた訳です。


■中国語での体験でヒント

わたしは以前中国に3年半滞在していて、中国語がかなり話せるように
なっていました。しかし、さすがに今回は3年以上もまったく中国語か
ら遠ざかっていたので、うまく話せないのではないか・・と心配してい
ました。

しかしまったく杞憂でした。

中国語で話す必要のある場面になると、どんどんその場面に合った言葉
が出てくるのです。そして今回、中国に来て3年半ぶりにかなりの中国
語を使い、そしてわかったのです。

「単語も熟語も構文も文法も、すべて英語より少ないレベルなのに、自
在に中国語が話せる」

話せるという自信は「知識」の量ではなく、「慣れ」と「応用力」なん
だということに。


■本当に重要なこと

・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
    ⇒抽象的で難解な表現は使わない
    ⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要

ああー!やはりグロービッシュなんだ、5歳児の英語なんだと。



ボキャブラリを増強することに汲々とすることより、いかに自分の知っ
ている単語でやさしい表現に言い換えて話せるようになるか・・が重要
なのです。

今回改めて、自分の英語学習の向かうべき方向について、認識し直した
のでした!


★ご連絡:
    以前、毎日5分を2回、繰返しの大きな効果 の記事を投稿しましたが、
    そこで使っていると書いたテキストは、「Side by Side 3」でした。
    返答が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。


2013年11月17日日曜日

5歳児英語に言い換え簡単に話すというスキル

さて久しぶりに5歳児英語の勉強をしました。
日本語特有の複雑な言い方を、いかに子供でもわかる表現に言い換えて
話すか・・です。

最初はまったく言い換えることができなかったのですが、何度か練習し
ているとそのコツが少しずつわかってきます。

そして何回も繰り返し練習を続けていると、今までだったら確実に言え
なかったようなことまでも、言えるようになってくるから不思議です。

あるわからない表現があると、単純にすぐにそれを暗記していた頃とは
考え方がまったく変わってしまったように思います。

スムーズな会話ができるようになるためには、ただボキャブラリを勉強
して覚えるというやり方では、不十分だったと気がつきました。

自分の知っている単語を使ってやさしくわかり易い言い方に言い換えて
話すというスキルが、いかに大事なのかということがわかりました。

ということで、今日も少しだけ練習してみました。



■1:面食い

「面食い」ってどう言いますか?
まさか単純に「面食い」という単語を辞書で調べないですよね。

でも、ある場面では本当にこの「面食い」という言葉で言おうとするか
も知れません。

「あなたは本当に面食いだよね」

あなたはどう言いますか?

5歳児英語のやり方で考えると、
「あなたは本当に(ハンサムな男性が好き)なんですね。」
あるいは
「あなたって(ハンサムな男性にだけ興味ある)のよね。」
というように考えます。

すると英文は、
・You really like handsome men.
あるいは、
・You are interested in handsome men only.
となります。

このような言い方だったら、悩まずに言えますよね!


■2:つじつま

さて、次になります。

「つじつまが合わない」と言う場合、どう言いますか?
 すぐに言葉が出てくるでしょうか?

「あなたの話しはつじつまが合わないのよ。」
どう考えますか?

100点の答えではありませんが、次のように考えたらどうでしょうか?
「あなたの話はわからない。」

英文は、
・I don't understand your story.

あるいは、
・Your story is not logical.


■3:無頓着

次は「無頓着だ」です。
これもすぐに単語が出てきませんね。

「夫は服に無頓着だ。」

さてどう言いますか?

「無頓着」⇒「興味が無い」と言い換えたらどうでしょうか?
「夫は服に興味がない。」

英文は、
・My husband isn't interested in clothes.
ですね。

これだったらわたしにでも言えますよ・・・ですね!
何かすごく大事なコツを掴んだような気持ちになりますよね!


2013年11月12日火曜日

英会話上達のために最重要な2つのこと

わたしは長い期間、オンライン英会話を続けてスピーキング力のアップに取
り組んできました。そして、スピーキング力を伸ばすために、とても重要な
2つのポイントがあることに気がつきました。

そのことを知って学習するとしないでは、1年後にはものすごく大きな差が
出るということがわかりました。



いままで何度か同じようなことを記事として書いてきましたが、それを大き
く集約しまとめてみたら、今回の内容になったのでした。

そのコツとは、次の2つです。


■スピーキングのコツ(1)

英語の語順で考えて、文を組立て話すこと

・まず先に「主語+動詞」を話す

・次に「主語+動詞」に対する「なにを」「いつ」などの補足を話す

・「主語+動詞」言ったあと、考えてフレーズ作り話すこと

・結果として、一つの整った文ができるようなやり方

 ⇒ 従って、ボキャブラリ覚えるときは、文で覚えない。
  まったく同じような構文は、なかなかやってこないから。

 ⇒ 単語で覚えるよりは、意味のあるフレーズで覚える。
  そのままサッと使えるから。


■スピーキングのコツ(2)

やさしい表現に言い換えて話す

・日本的な複雑な言い回しはやめる

・常にシンプルな表現に置き換えて話すようにする

・長い文は止めて短くわかり易い2つの文に分けて話す


 ⇒ 知っている単語でやさしく話す練習をする。

 ⇒ 関係代名詞はできるだけ使わない。


以上のことに注意して勉強し練習することで、見違えるようにうまく話
せるようになるでしょう。

今まで単語が出てこなくて会話がストップした、あるいはどう言ったら
いいかわからず頭が真っ白になった・・というケースが、どんどん減っ
ていくことに気がつくようになります。

英会話も技法なのです。コミュニケーションのツールなのです。
ツールには使い方があります。

上手な使い方を勉強し練習した人が、早く使いこなせるようになるのは
当然です。英会話は文学ではないし知識や教養のためのものでもあり
ません。

ツールなのです。上手な使い方を覚えて、繰り返し練習することが一番
の近道なのです。

そういう意味では、早くうまく話せるようになるための「学習のやり方」
や「話すためのコツ」を知ることが、英会話の上達につながっていくと
いうことなのです。


2013年11月6日水曜日

話せるという自信はどうやってできたか

少し前より羽田から香港経由で中国に来ています。
そして今回とても貴重な体験をしました。

わたしは以前中国に3年半滞在していて、中国語がかなり話せるように
なっていました。しかし、さすがに今回は3年以上もまったく中国語か
ら遠ざかっていたので、うまく話せないのではないか・・と少し心配し
ていたのです。

しかしそれはまったく杞憂でした。

中国語で話す必要のある場面になると、どんどんその場面に合った言葉
が出てくるのです。

「知識」だけではなく「知識+体験」という形で記憶されているものは、
一味違うんですね。

何かで話す必要があるときは、以前に体験したその場面が引き金になっ
て、話すことが簡単によみがえってくるということなのです。


■ここ最近の語学の状況

ここ数年は圧倒的に英語を多く勉強しています。
しかし、今回のことで、今でも中国語の方がずい分上だと感じました。

中国語のボキャブラリや基本構文、文法などの知識は、英語よりもはる
かに少ないにもかかわらずです。

違いは何か?

日常会話は簡単な単語、簡単な文、あるいはその組み合わせでほとんど
を話しています。そしてそれを何度も何度も繰り返しているのです。

中国に長く滞在していたので、その実戦での使用回数が圧倒的に多くて、
使い慣れているというだけなのです。

瞬時に必要な(簡単な)単語や文を引き出して、組み合わせて使ってい
るだけです。短い文を素早くつないで話しているだけなのです。

決して複雑で長い文は使っていません。
もちろんややこしい文法のことを考えて、話してもいません。

むずかしいことは考えず、繰り返しによる「慣れ」と「感覚」に従って
話しています。


■話せるという自信

決して中国語の知識は豊富ではありませんが、それでいて「わたしは中
国語が話せます」と、自信を持って言うことができます。

ここに一つの答えがあるのではないでしょうか。

英語を話せるようになり、そして自信がもてるようになるということは、
ボキャブラリや文法などの知識が多ければ出てくるというものではない
ということです。

知識はほどほどで良いのです。
簡単な単語と文、それを上手に組み合わせれる応用力があれば良いので
す。そして、そのことを何度も繰返して「慣れる」ということですね。

まさに、「5歳児の日本語で考えて話す」「やさしく簡単な表現に置き
換えて話す」ではないでしょうか。

2013年10月27日日曜日

一瞬考える表現を簡単な日本語に置き換える練習

前回、5歳児の日本語で考えるやり方の5つのルールを説明しましたが、
問題はそれをいかに瞬間的に行うかだと思います。

ある程度ルールが頭に入っている人ならば、ゆっくりやればそれなりの
解答が得られると思います。しかし・・・、

それを瞬間的に行うにはどうすべきなのでしょうか?

やはり、その答えとしては、慣れることだと思います。
そこそこの許される時間で置き換えて、話せるようになる練習を繰り返
すことではないかと思います。

自分でストップウォッチ片手に、「英語は5歳児の日本語で考えると面
白いように話せる!」の問題を、一つずつ制限時間内に置き換える練習
を行うことだと思います。

そしてそれを繰り返す中で、コツを掴み、そしてそれを瞬時に働かせる
ことができるようにすることだと考えています。

まずはそのコツを掴むために、いくつかの例をやりながら考えてみまし
た。


■例1:猫の手も借りたいくらい忙しいの。

次の5つのルールに照らし合わせて考えて見ます。
◇ルール1:分けて短くする
◇ルール2:大胆に省略する
◇ルール3:具体的にする
◇ルール4:意味を考えて言い換える
◇ルール5:そもそも何が言いたいの?


◇ルール1⇒分けるほど長くない
◇ルール2⇒猫の手のことを言うと複雑なので省略
◇ルール3⇒忙しい
◇ルール4⇒猫の手の部分は、応援できない猫にでも応援をたのみたい
      くらい人手が不足しているという意味を言っている
◇ルール5⇒言いたいことは「とにかく忙しいということ」

ですが、忙しい度合いを詳しく言わなくても、「忙しい」ということが
言えれば、大体のところは伝わるのでよしとすると、解答は、

・I'm very busy.
  わたしはとても忙しい。

となります。


■例2:彼女は苦しい胸中を吐露した。

「苦しい胸中」、「吐露」・・一瞬「ウッ!」となってしまいます。
こういう表現を日常会話で普通に使ってはいないでしょうが、小説など
の中には良く出てくる表現です。

日常会話にはすぐに役に立たないかもしれませんが、置き換え練習の一
つの例としてやってみました。

5つのルール:
◇ルール1:分けて短くする
◇ルール2:大胆に省略する
◇ルール3:具体的にする
◇ルール4:意味を考えて言い換える
◇ルール5:そもそも何が言いたいの?

ここで関連しそうなのは、ルール5の「そもそも何が言いたいの?」と、
ルール2の「大胆に省略する」、それとルール1の「分けて短くする」
ではないかと思います。

言いたいことをよく考えてみると、
・彼女は困っていることがありました。
・それを(苦しそうな表情で)話しました。

とやさしい文章で2つに分けて整理してみました。

そうすると、「困っていること」は「問題=problem」なので、
・She had some problems.
・She talked about them.

となり、簡単な表現で言うことができました。

ここで 吐露=苦しそうな表情で→省略 としました。
それでも、彼女は困っているということは、きっちり伝わるのではない
でしょうか。

要は、こういった練習を繰り返しながら、そのやり方に慣れていき、
瞬間的に置き換えができるようにしていくということだと思っています。

この作業を瞬間的にできるようになると、かなりのことをサッと話せる
ようになるでしょうね。


2013年10月17日木曜日

5歳児の日本語で考えるやり方の5つのルール

前回「英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!」という
本について、ご紹介させていただきました。

さすがAmazonの英語本ジャンルで1位です。本を購入してその内容を
見て、やはりこれは・・と思ったのですが、そこでふと感じたことは、
英語を話せるようになりたい!
という人や、
英語をもっともっとスムーズに話せるようになりたい!
と強く思っている人が多いなということです。

そういう人が多く、そしてそれらの人が「この本はもしかして・・」と
感じてすぐに反応したことが、Amazon1位という結果につながったのだ
と思います。

言い方を変えると、日本の文法にこだわった正解/不正解という学問と
してのやり方をやってきたのでは、話せるようにならないということで
すね。

その正しい/正しくないという問題を解くということを、あまりにも中
心にしてやってきたため、「正しいとはっきりわかっていなければ話せ
ない病」にかかってしまっていると感じます。

この本を読むと、「もっともっと英語を簡単に考えて、まずは自分で言
えるようなやさしい英語から取り組みなおそうよ!」と著者が述べてい
るように思います。

この本をしっかり読めば、「むずかしい英語」のくびきから解放されて、
「自信なければ話せない病」を克服するきっかけを作ることができると
信じています。


■5歳児日本語の5つのルール

前置きが長くなってしまいましたが、5歳児の日本語で考えるとはどう
いうことなのか、その考え方の5つのルールをご紹介します。

◇ルール1:分けて短くする

  ・なるべく文を切って、短く話すようにする
  ・関係代名詞は使用しない

◇ルール2:大胆に省略する

  ・全部をきっちり伝えようと頑張らない
  ・大体伝わればいいと割り切る

  (完璧主義は英語マスターの敵)
  (文法問題100点主義が英会話の足枷)

  例:納豆ってなんですか?
      発酵した大豆(辞典の説明はこのように少しむずかしい)

      ⇒大豆/日本の伝統的食べ物・・という簡単な説明でも良い!

◇ルール3:具体的にする

  ・日本語にはあいまいな表現が多い
  ・具体的に何が言いたいのか?

◇ルール4:意味を考えて言い換える

  ・辞書を引くのを我慢
  ・言葉の意味を考えて言い換えてみる

◇ルール5:そもそも何が言いたいの?

  ・本当に言いたいことは何か?
  ・5歳児にわかるレベルに言い換えると・・


■ルール1と2使っての例

ルール1と2を使ったらこうなる・・という例が載っていましたので、
紹介します。

例文:
「前に座っている赤ちゃんが、尋常ではない声で泣きっぱなしだった。」

1)まずは2つの文に分ける。
  ・前に赤ちゃんが座っていた
  ・尋常ではない声で泣きっぱなしだった

2)英語にするのがむずかしいところは省略する。
  ・前に赤ちゃんが座っていた ⇒ 前に赤ちゃんがいた
  ・尋常ではない声で泣きっぱなしだった ⇒ たくさん泣いていた

3)これを英語にすると、
  ・There was a baby in front of me.
  ・The baby was crying a lot.

となり、これで言いたいことは十分に伝わるんだということですね!


☆「英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!」
    きこ書房、奥村美里著 から抜粋させていただきました。

2013年10月13日日曜日

いま話題!amazon1位の5歳児日本語で英語

早くから著者のメールマガジンは読んでいて共感していたのですが、
英語は「いかにむずかしい表現を簡単に言い換えて話すか」だと思って
いました。

最近、そのことをまとめた本を出版されたので、早速購入し内容を確認
してみました。(きこ書房、奥村美里著)

 


この「英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!」の本は
まさにその言い換えのやり方が、びっしりと詰まった本でした。

英会話をする上で、とても重要な考え方を示すものであり、素晴らしい
内容の本だと思いました。

そしてわたしが強く感じたのは、グロービッシュ英語と英会話に対する
ポリシーは一緒で、同じグループの本だったということです。


■内容のキーワード

通じなかった英語が一変する!
主語は何かを考える
イメージをやさしい英語で伝える

直訳しようとするから話せない!
5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!
英会話は言い換えが9割

上は「グロービッシュ英語」で、下が「5歳児日本語で英語」です。
言おうとしていることは、ほぼ同じことでした。


■例文(抜粋です)

No.9 子育てをしていて・・

聞き分けのない 子は困る。

この「聞き分けのない」はあなたならどう言いますか?
一瞬考え込んでしまいますよね!

ここを素早く簡単な表現(=5歳児の日本語)に変換してしまうという
ことです。

この本では、5歳児の日本語に変換すると、

わたしは困っている。子供が言うことを聞かない。」でした。

そして、
  I'm having trouble. My children don't listen to me.
と翻訳していました。

また他の言い方も解説してあり、

「どうしたらいいかわからない。子供が言うことを・・」
  I don't know what to do. My children don't ....

子供が一人の場合は、
「息子(娘)が言うことを聞かない。」
  My son doesn't listen to me.

というように説明されています。
とてもわかり易いですよね!


■他の例

「何か、奥の手はないの?」
  Don't you have any other ideas?

「折角だから、土地のものが食べたい。」
  I don't come here every day. I want to eat something local.

「時代錯誤も甚だしいよ!」
  It's so old.

例の抜粋はここまでです。
(著者に怒られると困るので)

この本は、英会話で壁にぶつかっていた人にとって、何かその壁を乗り
越えるためのきっかけになるのではないかと思っています!

2013年10月8日火曜日

英語をサッと話すコツは

あなたは英語をサッと話すコツは何だと思いますか?
何に気をつけて、どのようにやれば、サッと話せるようになると思いま
すか?

わたしは「主語+動詞」がポイントだと思います。

グロービッシュ英語をやってきて、まず「主語」を何にするのかがとて
も大事だとわかっています。

なので
・適切な「主語」を素早く選び、
・「主語+動詞」という形でサッと言う
ことだと思います。

まずこれを言ってから、そのあとゆっくり副詞句などの補足表現を、順
に話せば良いのです。


次の文型一覧を見てください。

-------------------------------

    第1文型 S+V

    第2文型 S+V+C

    第3文型 S+V+O

    第4文型 S+V+O+O

    第5文型 S+V+O+C

-------------------------------

誰でも知っている英語の5文型ですね。

ここになってまたこの文型一覧をじっくり見直して、新たに再認識させ
られたことがありました。

それは何かというと、すべての英文を代表する5文型において、どの文
型も最初は「S+V」だということです。つまり「主語+動詞」です。

ほとんどの方は、「何をいまさら!」と思われることでしょう。

ですがここで言いたいことは、どんな文でどう言おうとも、まずは
主語+動詞」をサッと言えば良いということなのです。

「主語+動詞」をサッと言えれば、まずは50点です。
50点分は相手に意思を伝えることができるということです。

そのあとで「O」や「C」を言えば良いのです。
しかしあくまでも主人公は「主語+動詞」ですが。

従って「主語+動詞」をサッと言えれば、50点ではなく60点くらい
の価値があるでしょう。

話すことに苦戦している人は、あまり欲張らずまずはこの「主語+動詞」
だけをサッと言う練習をして、この60点をしっかりものにするように
したらどうでしょうか?

1)適切な「主語」を素早く決める。
2)「主語+動詞」をサッと言う。

です。

少し練習をしてみましょう。


■1:ここにあるもの、どれでも飲んでいいよ。

1)主語は何?: 誰が飲むのか?⇒「あなた」
2)主語+動詞: You can drink

まずここまでをサッと言えれば60点。
あとは、

・「どれでも」 ⇒ anything
・「ここにあるもの」 ⇒ ややこしく考えない ⇒ from here.

  You can drink / anything / from here.


■2:研究発表の準備ができました。

1)主語は何?: 誰が準備したのか?⇒「わたし」
2)主語+動詞: I'm ready (to present)

ここは I'm ready で良いのですが、be ready to ~が熟語なので、わ
たしは一気に I'm ready to present まで一気に言うようにしています。

・「研究」 ⇒ my research.

  I'm ready / to present / my research.


■3:到着が遅れましたことを、お詫び申し上げます。

1)主語は何?: お詫びしているのは誰?⇒「わたしたち」
2)主語+動詞: We apologize

・「到着の遅れ」 ⇒ むずかしく考えず、遅れに対して(お詫びする)
            ⇒ for the delay.  

 We apologize / for the delay.


2013年10月2日水曜日

むずかしい文を2つのシンプルな文に分けて言う

今回も同時にいくつかのことを言おうとしている、少しむずかしい文を、
2つのシンプルな文に分けて言う練習をしましたので、その内容を以下
に載せます。参考にしていただけたらうれしいです。

まずは道案内の一つの例です。

■問題1:10分ほどこの通りに沿って歩いて、本屋さんの角を右に曲
          がってください。

考え方:

これは道案内なので、順に話していった方が良いようです。
まずは最初の結論文です。

・この通りに沿って行きなさい
  ⇒ Go along this street

そして補足。

・10分ほど
  ⇒ for about ten minutes.

さらに次の文。

・そして、
  ⇒ Then,

・右に曲がってください
  ⇒ take a right turn

・本屋さんの角で
  ⇒ at the bookstore.

特別「角で」とは言わなくてもOKです。

出来上がった文は、次の通り。

Go along this street for about ten minutes.

Then, take a right turn at the bookstore.


■問題2:今朝、寝坊しちゃって電車に乗り遅れたよ。

考え方:

言いたい結論は、「電車に乗り遅れた」なので、まずはそこから言うこ
とにします。

・わたしは電車に乗り遅れた
 ⇒ I couldn't catch the train,

そして次の文は乗り遅れた理由なので、「~したので」=「なぜなら~」
と考えて、

・寝坊した=起きるのが遅かった=遅く起きた
 ⇒ because I woke up late

・今朝
 ⇒ this morning.

出来上がった文は、次の通り。

I couldn't catch the train, because I woke up late this morning.


■まとめ

以上のように、少し複雑に見える文も言いたい要素ごとに分けて考え、
それぞれをシンプルな文でうまく繋げて話すようにすると、ずい分簡単
に言うことができます。

こういった練習を繰り返し、瞬間的にシンプルな文を並べて言えるよう
にしていきたいと思っています。




2013年9月28日土曜日

複雑な受動態は能動態でシンプルに話す(2)

前回、日本では受動態で話すケースがとても多くて、むずかしい話し方
になるので、能動態でシンプルに話す例を示しました。

今回も前回と同じやり方で、もう少しだけ復習をしてみました。


■例1:昨日、お医者さんに注射を打ってもらったよ。

「わたしは」を主語にしそうになりますが、それだと受動態になってし
まいます。能動態でシンプルに話すためには、「お医者さん」を主語に
します。

・The doctor gave me a shot yesterday.


■例2:アメリカ大陸は、昔コロンブスによって発見された。

「アメリカ大陸」を主語にすると、受動態になってしまいますので、
「コロンブス」を主語にして文を構成してみます。

・Columbus discovered the Ameridcan continent a long time ago.


■例3:英語力のおかげでいい仕事が見つかりました。

このような言い方もたくさんありますね。人を主語にせずに今回は
「英語力」を主語にしてみます。

・My English skills helped me / to find a good job.

「英語力はわたしを助けた」「いい仕事を探すのを」とシンプルな2つ
のパートを並べて話すことができました。


■例4:不注意な運転のせいで、大事故が起こりました。

一瞬どう言おうかと迷いそうな文です。

ここでは「起こりました」という受動態的な言い方に惑わされず、
「不注意な運転が」「事故を起こした」
というようにまとめます。

・Careless driving caused the big accident.

少し迷うような文でしたが、能動的な言い方でシンプルに言うことがで
きました。

やはり、主語を何にして言うかがポイントになります。
いろいろと複雑な言い回しを、いかに簡単に言うか・・いろいろなケー
スを練習して、頭の中にそういう処理回路を作ってしまいましょう!


★注:
 ここで使った例題は、次の書籍から引用させていただきました。
 驚異のグロービッシュ英語術、高橋書店、関口雄一著

2013年9月23日月曜日

複雑な受動態は能動態でシンプルに話す

日本語では受動態で話すケースが本当に多いです。
「~された」「~してもらった」「~させられた」

しかしこれも直訳すると、過去分詞を使ってのむずかしい言い方になり
ます。どうしてもそのように言わなければならないのでしょうか?


■例1:昨日、車を盗まれたんだ。

あなたはこの文の場合、どのように言いますか?

・I was stolen my car by ・・・yesterday.
ですか?

このように言う場合は、受動態は「be+過去分詞」なのでstealの過去
分詞は・・と頭を働かせながら話すことになります。

本当にこのように思考しながら話すしかないのでしょうか?

ここでよりシンプルな言い方があります。
・Someone stole my car yesterday.

主語を「わたし」ではなく、「誰か」に替えて能動態で話す場合、先の
言い方よりもずい分シンプルな言い方になることがわかりますよね!

「主語を考えて選び、能動態で話す」です。


■例2:息子にお気に入りのコーヒーカップを壊されたんです。

この例はどうですか?

・I was broken my ・・・・ではないですね。

例1と同じです。「わたし」ではなく「息子」を主語にして、
・My son broke my favorite coffee cup.

ですね。やはり能動態の方がシンプルで理解し易いです。


■例3:空港で係員に出発口まで案内してもらったよ。

やはり主語は「わたし」ではなく、「係員」にします。

・The person in charge guided me / to the departure gate
  / at the airport.

「係員」は the person in charge です。
・The person in charge guided me をサッと言えば、あとは「出発口
  まで」「空港で」と付け足せば良いわけです。

日本語を改めて眺めてみると、本当に「~された」という類の受動態で
の話し方が多いことに気がつかされます。(これも受動態の言い方です
ね!)

そしてそれを、きっちり主語を選んで能動態で話すようにすると、ずい
分シンプルに言うことができるという事がわかります。

普通に話すときは、できるだけ能動態で話すように心がける方が良さそ
うですね!

2013年9月19日木曜日

複雑な文を素早く整理しシンプルに言う

英会話をするときにすんなり主語と動詞を決めて、英訳できるものがあ
ります。

一方で日本語の中には、何を主語にして話したら良いのか本当に迷うよ
うな文もあります。

さらには1文だけではなく、2~3文が一つにまとまったような文まで
あります。

普段こう言った言い方に慣れている人は、英会話をするときには、逆に
迷うことが多いのではないでしょうか。

普段から複雑で回りくどい言い方をせずに、わかり易いシンプルな言い
方をするように努めることも、英会話のための大事な一つの練習になる
と思います。

今日はそう言ったわかりにくい文を、一瞬で考えを整理し、シンプルに
言うやり方について、練習してみました。


■例1:6時間ぶっ通しで歩いて疲れたよ。

ステップ1:
まず最初に考えるのは「主語は何か」です。
ここではすぐに「わたし(I)」だとわかります。

ステップ2:
次に考えたのは「言いたいことはいくつあるのか」です。
この文では2つのことを言っていますね。

「わたしは6時間ぶっ通しで歩いた」
「わたしは疲れた」

そしてこの2つの文の関係は、片方が現在の状況を言っており、もう片
方の文はその理由を述べています。

ここでどちらの文をより強調して言いたいかによって、話す順が変わる
ように思います。

「わたしは疲れた」をまずは強調して言いたいのなら、
I'm so tired.
を先に言います。そして次に、
Because I have been walking / for six hours / without rest.
と言う事になります。

もちろん1文で
I'm so tired because I have been walking for six hours without rest.
でもOKです。

しかし最初はできるだけ簡単に、2つの文で素早く話すことを優先させ
た方が良いと思っています。


もしも「わたしは6時間ぶっ通しで歩いた」を強調したいのなら、
I have been walking for six hours without rest.
を先に言ってから、
So I'm very tired.
と言えば良いでしょう。


■例2:買い物に行かないと食べるものがないね。

ステップ1:
「主語は何か」と考えてみると、会話の調子から「私たち(We)」だと
判断できます。

「~がある」という文は「There is/are ~」という構文がありますが、
これはただ「~がある/無い」という文であり、今回は「無いので食べ
れない」という意味なので、「~が無い((私たちは~をもっていない)」
という方の文を選択しました。

ステップ2:
ここで「言いたいことはいくつあるのか?」ですが、2つですね。
「買い物に行こう」と「食べるものが無い」です。

この例文はこのように2つに分けて考えて、話した方が簡単でわかり易
いですね。

Let's go shopping.
We have nothing to eat.

以上のように、2つの言いたいことを無理に1つの長文にまとめて言う
必要はなくて、話す方も聞く方も、シンプルな2つの文で話した方がわ
かり易い場合が多いです。

ただ2つの文を、さらりと繋げて話せば良いだけ・・。

2013年9月15日日曜日

しつこくイメージ使いやさしい表現に変換して話す練習

今日もイメージを使いやさしい表現に言い換えて話す練習をします。
今回の課題は次の3つです。

1)そろそろおいとまします。
2)世間は狭いなあ。
3)このひどい事故で、死亡者はいませんでした。


■1:そろそろおいとまします。

そのまま英訳しようと考えてみると、次の二つの単語がポイントとなり
ます。「そろそろ」「おいとまする」ですね。

「そろそろ」は any time now、あるいは by now という単語が出てき
ますが、このようなぼかした表現は日本語特有のものなので、使うかど
うかです。

また、「おいとまする」ですが、意味としては「時間になったので帰り
ます」というイメージです。

ここはぼかした表現は使わず、「帰る時間です!」と言い切る表現にし
ます。時間なので主語は「It」です。
・It's time to go.

とてもシンプルな表現で、相手もすぐに内容が理解できます。


■2:世間は狭いなあ。

ここですぐに目に付くのは、「世間」と「狭い」の単語です。
「世間」ってどう言うのだろう?
・・と悩まなくてもOKです。「世間=world」です。

「狭い」は narrow ですので、The world is narrow. と単純に考えたら
何か少しへんです。ただ狭いと淡々と言っているのではなく、狭いなぁ
と感嘆しているイメージなので、ここでも主語は「It」にして、
・It's a small world.

(It=私たちが住んでいるところは)小さな世界だなぁ。
というイメージで話すのが簡単で良いですね。


■3:このひどい事故で、死亡者はいませんでした。

まず主語を何にするかです。「死亡者」でしょうか?

ここでは「いませんでした」なので、次の言い方があると思います。
・There was no deceased person.

しかし deceased person はむずかしい言い方なので、次のように考えま
した。「死亡者はいなかった ⇒ 誰も死ななかった」
・No one died.

とても簡単な表現ですよね。
結局全体の文としては、次のようになりました。
・No one died in this terrible accident.


■まとめ

やさしい表現で言い換えて話すコツというのは、日本語のむずかしい言い
回しをそのまま英訳するのではなく、

その場面をイメージしながら、シンプルで単純に言える「」と「」を
見つける(=変換する)ということかと思います。

この能力を高めることが会話力(=コミュニケーション力)を高めること
につながり、そのためにはいくつも例題をこなして、変換を自動的に行う
回路を頭の中に作る必要があるということですね!




2013年9月9日月曜日

やさしく言い換えて話すための大事なポイント

イメージをしてやさしい表現に言い換えて話す・・というやり方につい
て学習をしていますが、前回は例が一つだけだったので、今回も同じよ
うな例をもう一つやってみました。


■例:このバーは一見さんはお断りのようだね。

このような言い方をすることがありますよね。
少しわかりにくい、日本語独特の言い回し。英訳するとなると少し苦労
することがあります。

この文の場合も、そのまま英語にしようと思うと、一瞬「このバーは」
と言ってから、「次、どう言おうか・・・」と迷ってしまうのではない
でしょうか。

そうならないために、「知っている単語で言えるのか?」と瞬間的に考
えて判断してから、話すようにしていきます。

そのためには、前回の記事で書いたように先に考えることは2つ。
1) 一つ目は、何を主語にするのが良いか。
2) 二つ目は、どんなフレーズで言うのが良いか。

この文も同じ考えで整理してみると、まずは主語を何にするかです。
「このバーは」にするか、「一見さん」にするかになりますね。

それからもう一つ、「一見さん」というのをどう言うかです。
さしあたり「常連ではない人」と「会員でない人」の二つが考えられま
すが、ここでは「会員でない人」で話を進めます。


■主語を決める

どちらを主語にした方が話し易く理解しやすいか・・です。
これを、瞬間的に判断できるように練習を繰り返していきます。

今回のケースでは、「このバーは」を主語にすると、2つのパターンが
あるように思います。

「このバーは」「一般の人は入れない(バー)のようです。」
または、
「このバーは」「会員だけが入れる(バー)のようです。」
です。

これだと関係代名詞を使って話す必要があります。
そこで、もう少し簡単に言いたいので、次のように考えます。

「一般の人は入れないバー = 会員制のバー ⇒ a private bar」

すると、英文は次のようになります。
・This looks like a private bar.

ずい分簡単に言えるようになりました。

ここでもしも private という単語が出てこなければ、
・This doesn't look like a public bar.

というように、知っている反意語の public を使って表すこともできま
す。しかし、少しわかりにくくなります。

また public という単語を知らないこともあるでしょうから、次のよう
に言うかも知れません。

・This looks like a special bar for members only.

a private bar が言えない場合、a special bar for members only と
少し長くなりましたが、何とか言うことができました。

これはたまたま for members only(会員制の)という知っている単語
で表わせたからです。


■まとめると、

何を「主語」にして話すか、そして「どういう言い方をするのか」です
が、わたしが選ぶ順番は、

1番は、
  自分が簡単に言えて、相手も簡単に理解できる言い方

2番は、
  自分が簡単に言える複数の文で、相手が簡単に理解できる言い方

3番は、
  まずは自分が言える言い方で、できたら相手が理解できる言い方

です。

3番で話した時に、もしも相手にしっかり意味が伝わらなかったなら、
すぐに補足の簡単な文を付け加える・・というふうにするようにしてい
ます。

現時点では、まず「途中で話の流れを止めない」「とにかく言いきる」
ように気をつけています。

2013年9月5日木曜日

イメージ使いやさしい表現に置き換えて話す能力

日本語では何かを言うときに、その言い方がいくつもあるケースが多々
あります。しかもその話し方に格調を持たそうとして、好んで複雑な言
い回しで話す場合も、かなりあります。

その複雑な言い方をそのまま英語にしようとすると、あまり普段使われ
ないようなむずかいしい単語を使う必要があります。

従って、そのようなむずかしい表現にそのまま対応しようとすると、そ
のような単語を数多く知っていないと、十分な会話や説明ができないこ
とになります。

こういうやり方で英語に取り組んでいくのは、本当に大変ですし非効率
的だと思います。

日本語のむずかしい言い回しは、むずかしいまま英語で話すのではなく、
普段良く使う単語を使い簡単に言えるようにすべきであると思っていま
す。

むずかしい表現のものは、その要旨を的確にとらえて、簡単でシンプル
な表現に置き換えて話すようにするのが、会話上手になる近道です。

単にボキャブラリを強化するとか、基本文を覚えるということだけでは
なく、こういった能力を伸ばすことも大事だと思います。

「いかに自分の英語力で簡単に言えるようにするか・・」です。


■例1:
「このゴルフコースは誰でもプレーできるよ。」

この表現を言おうとする場合、先に考えることは2つ。
1) 一つ目は、何を 主語 にするか。
2) 二つ目は、 どんなフレーズで言う ことになるか。

「このゴルフコース」にするのか「誰でも」にするのか。
それからもう一つ、「プレーできる」をどう言うかです。

「誰でも(everybody)」を主語にする場合は、
「プレーできる(can play)」となりますが、

この場合は、

誰でもプレーできるコースのことは「public」と言いますので、
ゴルフをする人で「public」の意味を良く知っている人ならば、

一つの答えは、
・This golf course is public.
となります。

しかしゴルフをやらない人で、public という単語を知らない人が相手
の場合は、

・Everybody can play at this golf course.
・Everybody can play golf here.

と言うのが良いでしょうね。


要は、何か言いにくい文がきたら、すぐに
「何を主語にして」「どんなフレーズで話すか」

そしてそれは「自分が簡単に言えるものか」(相手が簡単に理解できるか)

を考えて、素早く、簡単に言える方で話す・・というのが、より良いや
り方になると思います。

要は、いつも日本語を英語に直訳するような話し方は止めて、相手が簡
単にわかる言葉を使い、簡単に話すということですね!

2013年8月25日日曜日

英会話レッスンでの不安要因の除去方法

前回の記事で途中だった、英会話レッスンの経験という実績と同じ効果
を出せる訓練について、いろいろと考えてみました。

なかなかむずかしい課題で、なかなか「これだ!」というものがなかっ
たのですが、一応納得できるレベルの結論に達しましたので、報告しま
す。


■長年のレッスン経験に見合うもの

やはりわたしの結論は、種々の話題ごとに1分間スピーチのような形で
自分のことをいつでもどこでも話せるようになること。

そして、自分のできること、やっていることを同じように相手に質問で
きるようにすること・・でした。

これを毎日繰り返し練習し、反射的に言えるようになり、そして質問で
きるようになれば、オンライン英会話レッスンはものすごく楽にできる
ようになるだろう・・と思うのです。


■具体的なやり方

1分間スピーチというのはある一つの形ですが、そこへ行く前に3文の
トーキングと1クエスチョンでもOKです。

【3文】
1) わたしは料理を作るのが好きです。
2) 週に3回くらい作ります。
3) 特にイタリアン料理が得意です。

【1質問】
1) あなたは料理を作るのは好きですか?

というのを1セットにします。

そしてこのようなものをよく話す話題ごとに、あらかじめいっぱい用意し
ておくということです。

作るときは、自分で考えて作るのが望ましいですね。その作業をやる
ことで、かなりの部分が記憶に残るので。

1回やったことは、2回目にもできます。
これも一つの経験になります。

いろいろな本にある文章を参考にして、自分のことを説明する文章を
作ることは、特に問題ありません。


■トークマニュアル化

いろいろと作った会話セットは、1冊のノートに整理しておくのが良い
でしょう。

そしてそれをトークマニュアルとして、レッスン前にはそれを見て音読
して口慣らしをして、レッスン中にはフリートークのマニュアルとして使
うのです。

どんどん改良/追加していきます。
きっとすばらしいものができると思います。

いつも持って歩き、ちょっとした時間あれば音読をして、擬似レッスン
トレーニングを行います。

こうやってレッスン経験が少ないことの穴を埋めていけば、ずい分早
くレッスンに対する不安要因を除去できると、確信しています。


■会話セットについて

さきほどは「3文1質問」と言いましたが、最初は「1文/1質問」か
ら初めても良いと思います。

そして慣れてきたら、「2文/1質問」、「3文/1質問」、更には、
「4文/2質問」あたりまでレベルアップしていくのが良いと思います。

何かすごく効果がありそうに感じるので、まずは自分でトライしてみた
いと思います。(実はこれに近い会話例ノートは作っているのですが・・)




2013年8月22日木曜日

オンライン英会話で気が乗らないのはなぜ?

今日は少し番外編の話をしたいと思います。

オンライン英会話を続けてきて、最近少しだけ気づきがあったので、
それに対して独り言を言っているようなものです。

少し話題がズレていると感じるかも知れませんが、独り言と思って
サラッと眺めてもらえるとうれしいです!


オンライン英会話を始めたころは、何度も「今日は止めようか・・」
という気持ちになって悩んだものでした。



3年間続けてきてそうならなくなった今になり、初めてその理由がわ
かるようになりました。


■なぜ、そういう気持ちになるのか?

自分の英語に対するモチベーションは、そんなに低くないと思います。
早く英会話ができるようになりたいし、上達もしたいと思っていて、
気持ちはかなり前向きになっているはずなのに、なぜなんでしょう?

今、自分のその時の感情を落ち着いて深く探ってみると、本当の答え
は次のようなことでした。

人間の完全性に対する行動特性(特に日本人に多い?)

経験のないこと、うまくできないのではないかと思うことについては、
できたら避けたいと思う気持ちが働いてくるということ。

つまり不安要因のあることに対して働く、自己防衛本能なのだという
ことです。人間として本来持っている本能ですよね。

ただそれが強いか弱いか、あるいは発生するであろうリスクを重たい
ものと捉えるか軽いと捉えるかなのです。

別の言い方をすると、すでに何度もやった経験があり、上手にできる
自信のあるものについては、できたら避けたいという感情は出てこな
いということです。不安要因がないので当然ですね。

オンライン英会話レッスンを始めたころは、言いたいことが言えなく
て苦しくなるとか、一瞬頭が真っ白になりパニック状態になるとかの
状態を、リスクとして認識しているから、逃れたいという気持ちが湧
いてくるということです。

そういうときは気が重たくて憂鬱になるのです。
それがレッスン前の「気がのらない」の真の原因でした。


■なぜそう言えるのか?

なぜそう言えるかというと、3年間オンライン英会話をやってきた自
身の経験からそう感じるからです。

いまは「できたら避けたい・・」という気持ちは、湧いてきません。
ではなぜ湧いてこないのか?

何度も同じ場面を経験し、それなりにうまくできるようになったから
に他なりません。

また、わからないことがあったり、うまく対応できないことがあって
も、相手にそのことをはっきり言って、相手にもっとうまく対応して
よ・・とずうずうしく言えるようになったからです。

種々の対応について、自分一人だけで悩まなくなったからです。
相手に要求することができるレベルになったからとも思います。


■どうやれば良い?

では、どうやれば少しでも早く乗り越えることができるのでしょうか?

ん~ん、むずかしい!

1)擬似トレーニングで経験を積む(どうやる・・?)
2)イメージトレーニングをする
3)対応マニュアルをまとめる
4)英語環境を広範囲に作り、どっぷり浸かって英語に慣れる
5)オンライン英会話レッスンにターゲットを絞り、質問・返答の会
  話を練習する。
6)    ・
      ・
      ・
続く

2013年8月18日日曜日

イメージしてやさしい表現に置き換えて話す

さて今日もやさしい単語に言い換えて話す練習をしてみます。

まず最初に簡単な例題を三つ解いてウォームアップができてから、
本題を解いてみましょう。

1)食欲ある?

  「食欲」ってどう言うの?・・と考えないように。
  「食欲ある状態」をイメージすると、「お腹が空いた状態」です。
 
 そうです。 Are you hungry? です。

2)会社には電車通勤しています。

 「電車通勤」ってどう言うの?・・ではないですね。
 「電車に乗って会社に行く」とイメージすれば良いですね。

 I go to my office by train.

3)この子の入場料は半額だ。

 「入場料」ってどう言えば良いのでしょうか?
 「切符を買って入る」のですから、「切符の値段」と考えれば良い
 ですね。

 His ticket is half price.

  何かむずかしいようですが、簡単なようにも感じます。


■本題
例題をやって頭の中がスムーズに回転するようになったところで、そ
ろそろ今日の本題です。

1)暖かくしておくのよ、というのが母の口癖だ。
          ・
          ・
  「暖かくしておく」は「暖かく保つ」ですから to keep warm
  問題は「口癖」をどう言うかですね。

          今回は参考に辞書を調べてみました。
          ・口癖   favorite phrase/trademark phrase
          となっていましたが、今回の問題では少し違うような・・。

 「口癖」の単語は探さないでください。

  探す作業をしてしまうと、いつも日本語にそのまま当てはまる単語
  を探すということが癖になってしまいます。

 そうではなく「母の口癖」をイメージしてみてください。
 できますか?

 わたしの場合のイメージは、
  「人(わたし)の顔を見る度に、あーしなさい、こうしなさい!」
 とうるさく何度も言っているイメージになります。

 ですから「母の口癖」⇒「いつでもわたし達に言う」と考えて、

 My mother always tells us to keep warm.

 と、口癖の単語を使わずに、言い換えることができました。
 いかがでしたか?

 このように簡単な言葉に変換して話せるということは、とても大切
 な技能だと思います。学校では教えてくれないし、自分で意識して
 訓練しないと身に付かないものです。

  少しずつ、少しずつ、弛まずに取り組んでいきましょう!


■この訓練の効果
ところでこの訓練をある程度続けて慣れてくると、むずかしい表現に
出くわしたとき、自動的に簡単な言い方を頭の中で探すようになって
きますよ!


★★ よろしければこちらの関連記事もご確認下さい!
  ・発想を転換し言い換えて話す方法
  ・言い替えて説明する力をつける-「記念日」
  ・やさしく言い換えて話す能力を高める
  ・・イメージをやさしい英語で言い換える練習



2013年8月15日木曜日

まずはイメージしてやさしい英語で説明する

現在、やさしい言葉で言い換えて説明する能力をアップさせたいと思い、
少しずつ練習を続けています。

今日もここ最近やったものについて、書いていきます。


■1: 彼は大食漢だ




ここでは「大食漢」って、どんな単語だっけ・・となりそうですが、
やはりここで注意することは、日本語の単語「大食漢」をすぐに探さな
いということだと思います。

まず先にすることは、「彼は大食漢だ」と聞いたら
「彼がもりもりとたくさんの料理を食べている」
というイメージを頭の中に描くことですね。

すると、
  「彼はいつもいっぱい食べる」
という文が出てきます。

  ・He always eats a lot.

ほぼ同じ意味となり、「大食漢」という日本語は使わなくてできました。


■2: 彼は今取り込み中です




ここで問題となる日本語は「取り込み中」ですね。

日本語にはこのような表現は、たくさんあります。
まずはそのような語句を、さらりとさばけるようになりたいものです。

これもまずはそのまま該当する単語は探さずに、その状況をイメージし
てみます。

すると「取り込み中」というイメージは、
  「バタバタしている。とても忙しい」
というイメージになります。

  ・He is busy right now.


■今日のまとめ

「大食漢」「取り込み中」といった、日本語独特の表現する単語は、
すぐにそのまま英語に訳さない。探さない!
  1.まずその状況をイメージする。
  2.そしてイメージを簡単な単語や文で説明する。

今後の課題としては、次の2つだと思っています。
  1.できるだけ早くイメージできるようになること。
  2.やさしい単語を使いこなせるようになること。

2013年8月10日土曜日

イメージをやさしい英語で言い換える練習

前回「やさしく言い換えて話す能力を高める」というテーマで、記事を
書きました。そして最近、グロービッシュ英語の「イメージをやさしい
英語で伝える」の部分が、一番自分の心に響くと書きました。

つまり最近、自分の潜在意識が、ある適切な単語を知らないときにそれ
をやさしい英語に置き換えて話す能力を伸ばす必要がある、と認識して
いるようなのです。

■現在のわたしの課題
いつも日本語の表現を意識し、英語に置き換えて話すような英作文やス
ピーキングをやっていると、かならず出くわす問題がこの問題なのです。

・何かを話そうとして、それを表す適切な単語を知らないときに、モタ
 モタして話の流れを停滞させてしまう。

その適切な単語を知っていれば良い・・・つまりボキャブラリの増強が
必要ということになるのですが、実際は全ての適切な単語をあらかじめ
覚えておくということは、不可能に近いものです。

だとすると、その適切な単語を知らない、あるいは思い出せないときに
は、知っている単語で上手に相手にわかるよう説明する能力が、とても
重要となります。

現在のわたしには、やさしい言葉で言い換えて説明する能力が、一番必
要とされているようなのです。(潜在意識がそう要求しているのです)

■例をあげて考える
わかりにくいと思いますので、例をあげて説明します。

「ここに来るのは初めてなんです」

これを英語で言うとします。

「ここに来ること」は「初めてです」という英文を作ろうとしませんか
? そのように考えると、少しややこしい文を考えてしまいます。

そのため、少し考え込んでしまい、話の流れが一瞬途絶えてしまいます。

しかしこう考えてはどうでしょうか?
「ここに来るのは初めて」⇒「ここは今まで来たことがない」

それを英語にすると、 I have never been here.

同じ意味ですし、わかり易い表現ですよね!

■例の2
もう一つ、例をあげてみます。

「彼女は読書家です」

「読書家」とはどんな単語なのでしょうか?
一発で伝わる「読書家」という単語を知っていれば良いのでしょうが、
なかなかそうはいかないのです。

「読書家」というのをイメージすると、どんなイメージになるのでしょ
うか?

「読書家」⇒「たくさんの本を読む」

というのが、標準的かも知れません。 She reads many books.

■例の3
「彼にはガッツがある!」

どう言いますか?

「ガッツがある」⇒「決してあきらめない」

He never give up.

こういう訓練必要ですよね!!

2013年8月6日火曜日

やさしく言い換えて話す能力を高める

ここ最近、オンライン英会話での効果を実感しています。
3年前の開始当時と比べると。

ずい分スムーズに話せるようになったし「会話することに慣れたなぁ」
と感じています。レッスン前に「今日はどうしよう・・?」と迷うこと
もなくなりました。

3年間英会話レッスンを続けてきて、本当に効果があったと実感してい
るのですが、一方で課題も明らかになってきました。


■■ レベルアップのための課題

それは、レッスンでただフリートーキングを繰返しているだけでは、自
分の会話力が効果的に上がっていかないのではないかということです。

レッスンを続ける中で、もっと積極的に会話力を上げるためのやり方を
考えてみる必要があると感じています。

レッスンのやり方もあるのですが、
「今どういう勉強や訓練をやるのが、今の自分にとって必要なのか?」
ということです。

英語をペラペラ話せるようになる・・・というのは、英語を勉強するも
のすべての人にとって、理想だと思います。

普通に考えると、そのためにはすごい数の語彙が必要のように思います。
しかし、プロの通訳でもわからない言葉がよくあるとも聞きます。

それなのにスラスラ同時通訳できるのは、どういうことなのか・・。

その秘密は、その意味を簡単な別の言葉に置き換えて説明するのだとい
うこと。

そこで思うのは、まず一番大事なことは「語彙を増やすこと」ではなく、
簡単な言葉に置き換えて説明できる能力」を高めることだと思うので
す。


■■ グロービッシュでの説明

グロービッシュ英語の本には、
  「今の英語であっさりしゃべれるようになる8つのコツ」
ということが書かれていました。

1) 主語は何かを考える
2) 能動態で話す
3) 短い文を足しながら話す
4) イメージをやさしい英語で伝える

5) グロービッシュ単語で「状態」を表現する
6) グロービッシュ動詞をフル活用する
7) 知っている単語を加工する
8) 日本人が間違えやすい英単語に注意する

の8つ。

今わたしの心に一番響くのは、4)の
  「イメージをやさしい英語で伝える
です。
この文が特にわたしの注意を引き付けるのです。




■■ やさしい英語で伝える・・の例

前にも書きましたが、その一つの例として、

・「そろそろおいとまします」を英語で表現したいが、どう言うのか?

・考え方としては、
 まず、「おいとま」に相当する英単語を探そうとしてはいけない。
 おいとまする状況を思い浮かべ、それにふさわしい英語を発想すると
  いうこと。すると、

  「おいとまする=もう返る時間だ」となり、
    It's time to go.
  という英語が浮かぶ。

  ・・というように、やさしく置き換えて言うということなのです。


■■ 言い換え能力

たくさん単語を知っていても、TOEICでかなりのハイスコアを取っ
ていても、英語が話せない人がたくさんいます。

一方で、多くの単語を知らないのに、ペラペラと話している人がいるの
も事実です。何が違うのでしょうか。

その答えが、「言い換え能力が高い人」なのだと思います。

以上のことから、わたしの当面の課題を、
  基本の1500語で「やさしく言い換えて話す訓練をする
ということにしました。

あとは、このテーマを積極的に進めるため、オンライン英会話レッスン
ではどんな進め方にするか・・です。

もう少し頭の中を整理して、より良いやり方を見つけたいと思います。

2013年8月1日木曜日

日常会話のため必要な単語の数

■■英語が話せない本当の原因

日本人が英語を話せないのは、語彙の不足が原因ではありません。
本当の原因は、知識を「蓄えただけ」になっているからです。
意味は知っているけれど、使えないからですね。

言い方を変えると、ネイティブのような完璧な英語を目指していたため、
不完全だと思っている自分の英語は、使うことができなかったという言
い方になるかも知れません。

しかしグロービッシュ英語には、
「自分が非ネイティブだと自覚し、英語との向き合い方を変えれば良い」
と書いています。

意志疎通のツールなので「通じれば十分!」というように、気楽に向き
合うということ。そうすれば「英語を話せる人になれる」と。

そして「知っているだけの単語」を、どんどん「使える単語」にしてい
くことが大事だということ。


■■覚えるのは1500語で良い

それではどれだけの単語を覚えていたら良いのでしょうか?
目安はどれくらい?

グロービッシュの基準は「1500語」です。


1500語を覚えていて、そしてそれを拡張して使うやり方を知ってい
れば、自分の伝えたいことをスムーズに英語で表現できるようになると。

1500語という数なら、ほとんどの日本人は中学・高校での英語学習
で習っており、すでに話すために十分な単語を知っていることになりま
す。

従ってまずやるべきことは、この1500語を復習し「使える状態」に
もっていくことだということですね。


■■細かいニュアンスにこだわらない

日本語は微妙にニュアンスが違う状態を、言い分けることができます。
そしてそのことに慣れ親しんでいるがために、「のびのび話す」ことの
障害になっている部分があります。

例えば「人生は甘くない」と言う場合、あなたはどのように言いますか?

簡単そうな文ですが、何となく考え込んでしまうのでは?
「甘くないってどう言うんだろう?」・・と。

普通に考えるとむずかしく考えてしまいそうになります。
しかしグロービッシュでは、まずその「感情の状態」をイメージして、
そこから簡単に言える方法を引き出すと書いています。

すると、
1)「人生は甘くないよ」-> 「甘くない ⇒ 簡単ではない」

2)「甘い」を言い換えて「簡単」、そこから「easy」を引き出す

3)「 Life is not easy. 」という文を導き出す

これでOKです。
ネイティブにもしっかりと通じます。


注意するポイント:

easy = 簡単」というように、英語と日本語を1対1で固定化して覚
えるようなやり方をしていると、上の例のような発想ができなくなりま
す。

英語と日本語の意味を固定化して覚えるのではなく、イメージとしてと
らえるようにすることで、より簡単な知っている言い方に転換できるよ
うになります。

日本語をその通り英語に訳そうとすると、膨大な数の単語が必要になり
ます。その逆も同じです。そのような方向で勉強をしていたのでは、
本当にきりがない状態となります。

「まずは、表現したい状態になるべく近い単語を思い浮かべる」
ということを意識しましょう!


もう一つの例:

「楽しい」「うれしい」です。
何となく似ていますが、厳密には微妙にニュアンスが違います。

ですがこれを英語で言うと、グロービッシュでは、どちらも「happy
でOKと。

・デートで「楽しい」ときも        I'm happy.
・プレゼントもらい「うれしい」ときも I'm happy.

わたしたち非ネイティブは、日本語のように細かいニュアンスを無理
に使い分ける必要はないということです。

大切なのは「話すこと」。
とにかく表現できることが大事だということです。


2013年7月27日土曜日

表現力を拡張するための語句について(続編)

前回に続きシンプルな基本文に副詞をくっつけることで、表現の幅を少
しだけ広げるやり方について、学習をしていきます。


■大事なポイント
あまり一辺に多くのものを覚えようとするのではなく、
「まずはこれとあれを使えるようにしよう!」
というように、当面の対象候補を決めて、少しずつものにしていくこと
をお薦めします。

それからただ暗記する・・というのではなく、いろいろなところででき
るだけ使って、身につけていくようにするのが良いと思っています。

頭で覚えるのではなく、トレーニングして体で覚える・・というような
感覚ですね。それでこそ、必要な場面で必要なときに、出てくるように
なります。

わたしの場合は、真っ先にオンライン英会話レッスンで使うようにして
います。パソコンの前に、その単語を書いたポストイットを貼っておき、
それを見ながらやっています。


■12の例文(参考)

01) その結果      : Accordingly
  ・Accordingly, our income decreased.
  その結果、我々の収入は減った。

02) 近いうちに     : Anytime soon
 ・She should be getting to my place anytime soon.
  まもなく彼女はあなたのところに着くでしょう。

03) とにかく      : Anyway
 ・Anyway I will try.
  とにかくやってみます。

04) 実のところ     : As a matter of fact
 ・As a matter of fact, I've read it.
  実のところ、わたしは読んだよ。

05) さらには      : Besides
 ・I have two sisters besides her.
  わたしには、彼女以外に二人姉がいます。

06) ところで      : By the way
 ・By the way, nothing has changed for me.
  ところで、わたしにとっては何も変わってはいません。


07) その上       : Furthermore
 ・Furthermore, I want to cultivate my mind.
  さらに、わたしは精神面も磨きたいです。

08) しかしながら    : However
 ・However, it is unclear whether this is correct or not.
  しかしながら、これが正しいかどうかはっきりしない。

09) 特に、とりわけ  : in particular
 ・In particular, many people like to drink beer after taking a hot bath.
  特に多くの人が熱い風呂の後にビールを飲むのを好みます。

10) 一方        : On the other hand
 ・On the other hand, most of the students don't like studying.
  一方、ほとんどの学生が勉強嫌いだ。

11) 従って       : Therefore
 ・Therefore, he aims to hit 30 home runs this season.
  そのため彼は今シーズン、ホームランを30本打つことを目指しています。

12) 思い出したんだけど: That reminds me,
 ・That reminds me, I'm out of milk.
  そういえば、牛乳が切れてたな。

2013年7月23日火曜日

表現力を拡張するための語句について

10年以上前のことですが、英会話が話せるようになった頃には次の
ように考えていました。

「まずは体裁を考えずに、思っていることをきちんと伝えることだけ
に集中しよう。そしてそのあとに、会話力をアップさせていくための
取り組みをして行こう」と考えていました。

もう少しわかり易く書くと、

■ステップ1:
・まずはシンプルな「主語+動詞+目的語」などの5つの基本文型で
  しっかりと思っていることを伝える。

それができるようになったら、次は

■ステップ2:
・文と文を接続詞でつなぎ、複数の文による幅のあることを言えるよ
  うにしよう。

そして、

■ステップ3:
・それぞれの文に、いろいろな補足表現を付け加えて表現の幅を広げ
  ていこう。

・・と。

そのため、まずはシンプルな基本文型を、タイミング良く話せるよう
に練習し、その後、補足表現の一覧表をまとめて、それを使いこなせ
るように取り組んだものでした。

ずい分後になってからですが、接続詞、副詞、副詞句・・などを本文
の補足部分として上手に使いこなせるようになってから、本当に自分
の表現力がアップしたなぁと実感したものでした。


■12の例文(参考)
ここには比較的よく使う12の例をあげておきますので、たとえ一つ
でも自分のものになるよう、使いこなしの練習をしてみてください。


01) ~にもかかわらず : In spite of ~
 ・In spite of bad weather, we went out for a drive.
  悪天候にもかかわらず、わたしたちはドライブに出かけた。

02) ~の代わりに   : Instead of ~
 ・Instead of avoiding them, accept them.
  それらを避けるのではなく、受け入れること。

03) ~に関して     : Regarding ~
 ・Regarding the new employee, we were all amazed by his outspoken nature.
  その新しい従業員に関しては、思ったことをずばずば言う性格に私たちは驚きました。

04) ~によると      : According to ~
 ・According to my friend, there is a good restaurant around here. 
  私の友達によると、この辺りにいいレストランがあります。

05) ~と言えば      : Speaking of ~
  ・Speaking of chicken, it's on sale today at ABC supermarket.
    鶏肉と言えば、今日ABCスーパーで鶏肉の安売りしています。

06) ~という意味では : In terms of ~
  ・In terms of solutions, what do you see as the way forward?
    解決法に関しては、今後の方法としてどういったことが考えられますか?


07) ~のせいで      : Because of ~
  ・Because of the rain, she wasn't able to come to the party.
    雨のせいで、彼女はパーティーに来ることができなかった。

08) ~のおかげで    : Thanks to ~
  ・I can go to college thanks to my uncle's help.
    私は叔父の援助のおかげで大学に通うことができる。

09) たとえ~でも      : Even if ~
  ・Even if Jim is not rich, I still want to marry him.
    ジムが金持ちでなくても、やはり彼と結婚したい。

10) ~にもかかわらず : Even as ~
  ・Even as he lay dying, they argued over his estate.
    本人が死にかけているのに、彼らは相続の相談をしていた。

11) たとえ~でも      : Even though ~
  ・Even though you may hate me, I love you.
    たとえあなたが憎んでいるかも知れないけど、わたしはあなたを愛する。

12) ~する時はいつでも: Whenever ~
  ・Whenever I hear his music, I feel good.
    彼の音楽は、いつ聞いても気分がよくなる。

2013年7月19日金曜日

英語勉強のモチベーションを維持する方法

英語勉強は終りの無い戦いのようなものです。
満足のいくゴールというものは、いつでも見えてきません。

そのため惰性になり易く、モチベーションが続かずに「断念」してしま
うという人が、あまりにも多いのではないでしょうか。

今日は、そのモチベーション維持のための、一つのアイデアを紹介した
いと思います。普段わたしが2ヶ月に1回、行っていることです。


■実力の見える化
何をするのかというと、
  「定期的に自分の実力をチェックする」
ということです。


・自分の英語力が「少しずつアップしている」とわかり、
      「よーし、さらに・・!」と モチベーションをアップします。

・英語力が「横ばい状態である」と見えたら、
      「何か新しいやり方を考えなければ・・!」と自分を刺激します。

・「少し下降気味である」と理解したならば、
      悔しさを感じながら「よーし、これからは・・!」と発奮する。

というわけです。


■具体的なやり方
自分の英語力を知るためには、いろいろなやり方があります。

1) 公的機関の試験を受けるという方法
2) TOEICやTOEFL、英検など
3) 書店で問題集を買ってきて、それで実力を測るというやり方

などがあります。

しかし、できるだけ自分だけでできて、簡単に短時間でできるやり方を
考えるのが、ベターだと思います。

自分で伸ばしたいと思っている部分について、できるだけ客観的且つ公
平に判定できるやり方を、各人で考案されるのが良いと思います。

わたしの場合は、リスニングとスピーキングに力点を置いて取り組んで
いますので、次のようなやり方をしています。

決して十分というやり方ではないので、参考ということでご理解下さい。

1) リスニングテスト :(NHK英語ニュース)
   自分で何%聞き取れたかを10段階のレベルで自己チェック

      その日のNHK英語ニュースを集中して聴き、何%聞き取れたかを
      10段階で自己チェックする。

2) スピーキングテスト:(セルフスピーキング練習用質問カード)
   質問カードをランダムに5回。1分以内に返答できたものをOKに

      単語暗記カード1枚1枚に違う質問文が書いてあり、100枚1束と
      なっている。その中の適当なカードを開いて、そこに書いてある質
      問文に1分以内で返答する。

3) ボキャブラリテスト:(グロービッシュ基礎英単語)
   グロービッシュの1500語をチェック。何語を知っているのか
   確認し、チェック

      「驚異のグロービッシュ英語術」の本の巻末に載っている、1500
      基礎単語を1つずつ知っているかチェックする。知っている単語の
      数を点数とする。(チェックは学習も兼ねている)

4) ライティングテスト:(説明問題カード)
      説明問題カードをランダムに5回。説明文を1分以内に書く。

   スピーキングを意識したライティングテストで、単語カードの1枚1
      枚に、1個の名詞が記入されている。例えば「バナナ」と書かれて
      いたら、「甘くておいしい果物」「厚い皮があり、色は黄色い」・・・
      などのように説明する。

5) リーディングテスト:
    ☆現在お休み中。
        リスニングとスピーキングに特化して勉強をしていますので、
        現在やっていません。必要のある方はTOEICの問題集を使うの
        も良いと思います。

   
■結果の見える化
ネイティブのように話せる・・という目標は、はるか雲の彼方となりま
すが、やはり現実的には遠い先を目標とするのではなく、階段状に細分
化をして、1つ1つクリアーしていくやり方が良いと思います。

そういう意味で、この英語力判定結果もグラフにして貼り出し、その中
に結果の点を記入していきます。結果と傾向が見れるようになります。

そしてただ記入するだけではなく、「○月までに△点を超える」という
階段1ステップの目標を決めて、そのラインをグラフにマークしておき、
それに向かってクリアするよう取り組んでいくのが良いです。



■実施の期間について
最初、テストするインターバルをどうしようかと考えましたが、そのと
きには、
・「1ヶ月に1回」は少し早く感じる
・「3ヶ月に1回」だと少し長く感じる

それで「2ヶ月に1回」としました。
すると、1年に6回のポイントが示されるようになります。

6ポイントあれば、自分の1年間の勉強の結果と傾向が読み取れます。
この結果を自分のモチベーションにつなげるよう、トライを継続中です。


2013年7月15日月曜日

英語の語順も大事。しかし基礎能力も重要

「英語の語順で意味を理解する」というはとても重要なことです。
ですが、「わからないものは・・・理解できない」・・なのです。

つまり何を言いたいかというと、英語の語順で理解することは、意味の並べ替え
をしないでそのまま掴み取っていくのですから、早い英語にもついていける可能
性が高くなります。

しかし、使われている単語が「わからない単語だらけ」なら、言っていることの
意味を汲み取ることができない・・ということです。

■目立たないけど重要なこと
今回言いたいことは、「英語の語順で理解できる」という重要な能力の他に、と
ても当たり前のことですが、

1) ボキャブラリ増強 という基礎能力の強化
2) 英単語が自分にとって日本語化するほど聞き慣れる

ということが必要だということです。

■日常会話を100%聞き取れるわけ
わたしはオンライン英会話レッスンで話している日常会話は、ほぼ100%聞き
取れています。それは日常会話で出てくるような文や会話を、飽きるほど見てき
たからです。

CDも飽きるほど聞いたから、英単語が自分の頭の中で日本語化するほど聞き慣
れています。日本語化という意味は、その英単語があたかも日本語の単語のよう
に、まったく翻訳しなくても意味が理解できるという意味です。

「グッドモーニング」「グッバイ」「ランチ」などと同じです。
「go shopping」という単語は、翻訳しなくても「買い物に行く」という意味で、
直接、理解することができるようになっています。

このように聞き慣れた単語やフレーズが増えた上で、英語の語順で早く聞けるよ
うになったからだと思っています。

■本当に大事なこと
つまり、「英語の語順で理解」というようなキーワードに人の目が行ってしまい
ますが、絶対に避けて通れないのは、

コツコツとボキャブラりを増やしていくこと
と、
翻訳する必要がないほど聞き慣れること

なのです。


そういう意味で重要になってくるのは、

1) コツコツと単語を1つまた1つと覚えていく「習慣作り
2) 浴びるほど聞くための「環境作り

なのではないかと思っています。
とても地味なことなので、大変ですが・・・。

2013年7月11日木曜日

毎日5分を2回、繰返しの大きな効果

英会話ができるようになってから、一つ強く思ったことがあります。
英語を習得する上でとても大事なことです。会話力のアップに大きく
影響すること。

それは何かというと、「繰り返し」です。

英語をいろいろな形で勉強している人は、大勢いると思います。
しかしその中で会話ができるようになったり、スムーズに会話力を伸
ばしている人は、もしかしたら少ないかも知れません。

勉強の仕方にはコツがあると思います。

それを意識して行うことで、勉強したことが少しずつ身についていき
ます。しかしそれを意識せずにやった場合には、せっかく勉強したこ
とのほとんどが身に付かずに消えてしまいます。

■効果に差が出るやり方は
英語勉強を苦労しながら続けて、それなりの成果を出している人なら、
おそらくはわかってはいることだと思いますが。

つまり、「1カ月に1日だけ5時間勉強」ではなくて、
    「1日10分ずつ毎日」ということです。

同じ時間の長さですが、その効果には雲泥の差があります。

覚え使えるようにするためには、どうしても「繰り返し」復習が必要
なのです。繰返さないと記憶されませんし、定着もしません。

一番良いのは実践を繰り返すことですが、なかなかそれができない場
合は、勉強の仕方を工夫して効率を上げていく必要があります。

■長年やっていること
わたしは学生時代以来、10数年間(ブランクの年数は除く)も英語
勉強をしているので、英語本は部屋から溢れるほどになっています。

しかし、いつもベースにして使っているものは1冊に決めています。
その本を使ってオンライン英会話もしていますし、何度も復習をする
ようにしています。

オンライン英会話をしていてわからないことや、講師に教えてもらっ
たことなどは、全てこのテキストに書き込んでいます。

また、オンライン英会話以外でやったことは、全て1冊のノートに書
き込んでいます。これだけは絶対の覚える・・とした部分には、目立
つように蛍光ペンでマークをしています。

■わずかな復習による大きな効果
そして、このテキストとノートだけを、毎日5分×2回、サラサラっ
と見て復習するようにしています。



この短い時間の「サラサラッ」の「繰り返し」が、記憶の悪くなった
中高年のわたしにとって、本当に大きな効果につながったと感じてい
ます。

勉強の効果を高めるには、「繰り返しの復習が大事」だということで
す。

ちなみにこの2冊は、いつどこへ行くときでもカバンの中に入れて持
ち歩いています。辞書と一緒に。


2013年7月6日土曜日

セルフスピーキング:付け足しトレーニング

いよいよスピーキングトレーニングそのものになります。
何かを話すときには、ある程度の内容を一辺に説明できるようになり
たいものです。

しかし、一辺に全文を考えて文を構成していくのはむずかしく、時に
は混乱すると思います。

そこで文を作っていくときには、意味のあるフレーズごとに分けて文
を作り、次々に付け足していくようにしています。

これを自分では「付け足しトレーニング」と呼んでやっています。
具体的なやり方としては、次のような感じでやっています。

■第1ステップ:
まず最初は一番言いたいことを、シンプルにまとめます。
主語と動詞あたりですね。

I go shopping
わたしは買い物に行った

一番シンプルで重要なこの文を、すぐに言えるように練習します。
この辺りは、誰でも割合スムーズにできるのではないでしょうか。

■第2ステップ:
そして次にその補足文を考えます。
通常は次のようなことを言うケースが多いと思います。
「どこへ?」
「何のため(何を買いに)?」
「いつ?」

ここでは「どこへ?」を付け足してみます。
1: I go shopping
  わたしは買い物に行った

2:       to the supermarket
         スーパーマーケットへ

■第3ステップ:
更に補足していきます。
次は「何のため(何を買いに)?」を付け足します。

1: I go shopping
  わたしは買い物に行った

2:       to the supermarket
         スーパーマーケットへ

3:             to buy some foods
               食べ物を買いに

■第4ステップ:
次は「いつ?」を付け足してみます。

1: I go shopping
  わたしは買い物に行った

2:       to the supermarket
         スーパーマーケットへ

3:             to buy some foods
               食べ物を買いに

4:                   yesterday.
                     昨日

■まとめ:
わたしはいつも以上のようなやり方で、スピーキングをやっています。
スラスラスラと長い文を一気に言いたいのはやまやまですが、それは
まだ先のことと思っています。

今はできるだけシンプルに英語を捉えて、メリハリのある言い方をし
て、しっかり思っていることを伝えることを第一に考えています。

ここで大事なことは、いつでも英語の語順でものごとを処理していく
ということです。

わたしは買い物に行った
        「スーパーマーケットへ
                「食べ物を買いに
                         「昨日

という語順で理解した、考えをまとめ文を組み立てていくということ
です。並べ替えは一切やりません。

リスニングしかり。スピーキングしかり。

最初はしっくりこないかも知れませんが、意識して練習をするうちに、
必ず慣れてきます。

そしてそのやり方が身についてくると、リスニング力もスピーキング
力も急激に伸びていきます。早いスピードだと思った音声データにも、
しっかりとついていけるようになってきますよ。

あとは使える構文を少しずつ増やすことと、ボキャブラリの増強です
ね。

2013年7月3日水曜日

スピーキングのためのスラッシュ・リピーティング

今回はステップ1の「スラッシュ・音読」に続いて、ステップ2の
スラッシュ・リピーティング」について説明します。

耳で聞いた英語をすぐにそのままオウム返しに言うのが「シャドーイング
英語が聞こえ始めたらすぐにその英語を少しだけ遅れて、繰り返します。

そして、英語の発声が一区切りついてから、オウム返しに言い出すのは、
「リピーティング」。全文読み上げられてからリピーティングするのは、
かなりむずかしくなります。

なぜなら、全文読み上げられたあとにスタートする場合は、途中までリピ
ーティングをしているときに、聞いて覚えたつもりの記憶が薄れて思い出
せなくなっていくからです。

それでもっと細分化してリピーティングをやり易くし、且つ英語の語順を
しっかりと意識して行うことで、リピーティングと英語の語順で話すこと
によるダブル効果を狙うのが「スラッシュ・リピーティング」です。

■英語の語順を意識する
わたしは長い文を一辺に考えていくのではなく、意味のあるフレーズごと
に順番に処理していくことが、英語を早く習得する上での一つのコツだと
思っています。

ですから、リスニングをするときも、音読をするときも、リピーティング
をするときも、スピーキングをするときも、すべて意味のあるフレーズご
とに、英語の語順で進めていくべきだと考えています。


なので「リピーティング」は同じなのですが、意味のある短いフレーズ毎
に英語の語順をしっかり意識して練習するのが「スラッシュ・リピーティ
ング」なのです。

やることは簡単です。聞いたまま繰り返せばいいのですから。

手間がかかるのは、意味のあるフレーズごとに、リピーティングするため
の空白を、音声データに挿入することです。

それができたなら、あとは英語の語順でその意味をしっかりと意識しなが
ら、リピーティングを何度も何度も繰り返すだけです。

■具体的な例
例えば次のような文があったとします。

They went to a small town on the coast of Hokkaido that one of Kenji's co-workers had recommended.
彼らはケンジの同僚の一人が薦めた北海道の海岸にある小さな町に行った。

(音読パッケージ、中級レベルより抜粋)

この文をやる場合に、一つの例ですが次のようにします。

They went to a small town / on the coast of Hokkaido / that one of Kenji's co-workers had recommended.
彼らは小さな町に行った / 北海道の海岸にある / (それは) ケンジの同僚の一人が薦めた

文中の「スラッシュ」の部分に、リピート用の空白を挿入します。
スラッシュ=空白ということです。


They went to a small town
彼らは小さな町に行った

        on the coast of Hokkaido
        北海道の海岸にある

                that one of Kenji's co-workers had recommended.
                (それは) ケンジの同僚の一人が薦めた

ポイントとしては、最初は十分な長さの空白を入れて、しっかりと塊ごと
の意味を意識して行うことです。3つ目の終わりの文は、長ければさらに
2つに分けても良いでしょう。

■よりレベル高い練習方法
リピーティングなので音声を聞いてからオウム返しするのですが、慣れて
きたなら一旦その意味を理解したあと単純にオウム返しするのではなく、
理解した意味から瞬間的に英文を作り出して、声にして出すという練習を
します。

これはかなり効果のあるスピーキングのトレーニング方法になります。
お薦めです。

なお、自分で音声データを編集し、空白を挿入できるのならば問題ないの
ですが、もしもむずかしいなら 音読パッケージ  の本を購入すれば良いで
しょう。

リピーティング用に空白が挿入されたCDが付属しているので。

2013年6月29日土曜日

自分一人でやるスピーキング練習のいろいろ

実際にスピーキング練習をやらないと、会話力はアップしません。
しかしその練習は相手がいれば比較的簡単にできますが、普通の人は横に
いつも練習相手がいるわけではありません。

「じゃあ結局、英会話学校に行かないと上達するのは無理じゃない!」
という声が聞こえてきそうです。

しかし、一人でも工夫次第では自分のスピーキング力を伸ばすことができ
ます。その一つが前回の記事で書いた、ライティングの練習です。

口を鍛えることにはなりませんが、思ったことなどを即座に英文で書いて
みます。それをすぐに何回か口ずさむということをすれば、口を鍛えるこ
とにもなりますね。

この練習は一人で簡単にできる訓練です。
そうは思うけど・・と言ってやらない人は、当分は見込みないですね!

そしてまだ他にも一人でできるスピーキング練習がありますので、今回は
それらについて、まとめてみました。

1)スラッシュ・音読
2)スラッシュ・リピーティング
3)スラッシュ・付け足しトレーニング

です。

まずはどれでも良いので、自分で続けられそうなものを一度試してみるの
をお薦めします。続ければ、きっとその効果を実感できると思います。

まず最初は「スラッシュ・音読」です。
もしかして誰でもやっていることかも知れません。

■スラッシュ・音読
何と言ってもスピーキング練習の基礎編は、音読だと思います。

見ている情報や考えている情報を「口からアウトプットする」ことにより
相手に意思を伝える訓練になります。

水泳の教本を見た後で、実際に泳ぐ練習をしているようなものです。
最初から少ない力で上手には泳げませんが、練習を繰り返すたびに上達し
ていくようなものです。

ある文があったとき、その文を連続して読んでいく練習をする。そしてあ
る単語から別の単語に移るときに、2つの語がつながって別の単語のよう
に聞こえる現象が起こる(リンキング)・・と書いてある本がありました。

■とても大事なこと
しかしわたしはシンプルなスピーキング方法を意識しているので、まずは
スラッシュリーディングならぬ、スラッシュ音読をやるようにしています。

スラッシュが入った部分毎に素早く頭を整理し文を作り、話せるようにす
るためです。意味のあるショートセンテンスごと、あるいは意味のある
フレーズごと(=スラッシュの区切りごと)に作文、発声をしていきます。

いつでも「意味のあるかたまりごとに」、英文を理解したり、自分の頭の
中を整理して作文したり、読み上げたりする・・・。

この「意味のある適当な長さのかたまりごとに」、英語の語順のまま・・
というのがとても大事だと思っています。

わたしはこのことをいつも意識してやってきたので、あるときにグンッと
レベルアップしたのを実感したものです。リスニングもスピーキングも、
両方同時にです!

■具体的なやり方
やり方は簡単です。同じ音読をやるのですが、わざと意味のある長さごと
に意識してやるだけです。

例えば次のような文があるとすると、スラッシュのところで一瞬読むのを
止めて、そしてその一瞬の中で意味を頭の中で強く認識します。

そして次のスラッシュまで進みます。初めは少し長く止まりますが、何回
か繰り返していくと、すでに意味はわかっているので時間は短くなってい
きます。

What do you think / is the best way / to be a good English speaker?

つまり普通の音読に加え、意味のあるかたまりごとにその意味を理解し、
英語の語順で処理をする訓練を同時にしているということです。


2013年6月25日火曜日

英会話を習得するために大事な3つのこと

英会話を習得するためには、どうやったら良いのでしょうか?
簡単に会話力をアップさせるには、どうやれば良いのでしょうか?
            ・
            ・

巷では「楽に・・」とか、「短期間で・・」とか、「○○するだけで・・」
などと、心をそそられる広告が氾濫しています。

ですが、自分のやっていることと結果を合わせて考えると、亀よりもさらに
遅いゆっくりとしたスピードでしか、レベルアップを感じることができませ
んでした。

ですから、余程自分のやり方が間違っているか、巷の広告が全てウソだらけ
なのかの、どちらかということになります。

わたしは学生時代の英語を勉強した期間以外で、さらに13年もの間、英語
勉強を続けてきました。そして海外旅行をして会話に苦労しないくらいには
なりましたので、巷の広告のウソとホントはわかるようになりました。

おそらくほとんどの人も半ばはわかっているのでしょうが、「楽して話せる
ようになる・・」という広告は、あたかも甘い蜜が蟻を呼び寄せるように、
甘く囁きかけてくる魔力があるのです。

「今回だけやってみよう・・」「これで最後にしよう・・」と。
騙されても騙されても、できない人ほど何度でもトライしてしまうのです。

■英会話は野球、水泳と同じ
わたしは英会話の習得は、野球の練習と同じだと思います。
あるいは水泳の練習と同じだと思います。

実際に体を動かして何度も練習し、だんだんできるようになっていくもので
す。そしてレベルが上がると、考えなくとも体が自然に反応し反射的に処理
ができるようになるのです。

もしも英会話が野球や水泳と同じことならば、「楽に」や「短期間で」や
「○○するだけで」で免許皆伝がもらえるはずがありません。

甘い言葉に乗りたがる弱い気持ちは振り捨てて、じっくりと取り組もうと
決心すべきだと思います。

■あくなき英語勉強
ある程度話せるようになっても、もう十分ということはありません。
いつでも何かしら、「もっと~できたらなぁ」などと、いつも考えています。

英語勉強には上限というものがありません。
自分で満足できなければ、無限に勉強を続けなければならなくなります。

こうなればなかなかモチベーションを維持することが、むずかしくなります。
モチベーションを落とさずに、継続して一歩一歩上達していくには、それな
りの作戦が必要だと思います。

■大事な3つのこと
最適解ではないかも知れませんが、今までいろいろやってきた中で、
「このやり方が一番自分に合っている」
と思うものはあります。

そのやり方をやってきたおかげで、海外に行ったときはあまり不自由なく
コミニュケーションできるようになりました。

これまでのことをまとめてみますと 一番大事なことは次の3つでした。

1)目的/目標/期限を明確にし、細分化する
      ⇒階段状に取り組み/達成/1段アップ/達成・・・というように
    達成感を味わいながらレベルアップ

2)基礎知識/能力のアップ
      ⇒話せる「基本文」を増やす
         フレーズを増やす(表現する能力の拡大)
         使える決まり文句を増やす

3)「話せる場」を作りトライ
      ⇒自分の現在の能力を知り次へ役立てる
        ・聞き取れるかどうか(リスニング能力の確認)
        ・話して通じるかどうか(スピーキング能力の確認)
        ・英会話での感情を動かし、記憶に強く刷り込む

3項については「オンライン英会話」をやっており、そこで毎回いろいろ
なトライをやっています。

■スピーキングに効果大の訓練は
しかしここ最近、ある一人でやる練習が、スピーキング力に大いに影響す
るということがわかりました。

それは何かというと、「ライティング」訓練です。

思っていることをすぐに英語で口ずさむことは、すごくスピーキングの良
い練習になるのですが、すぐに英文で書いてみることも良い訓練になりま
す。

思ったことをすぐに書くのも良いし、何かの本で書き取りの問題や、英語
でメモや日記を書くことでもOKです。

かつては全て英語でメモを書くのを挑戦したことがあります。
そして何度も挫折しました。

しかしあきらめず何回もトライすることで、今ではかなりのメモをすぐに
英語で書けるようになりました。そしてそれと時を同じくして、スピーキ
ングのレベルがアップしたことに気が付いたのでした。

■ライティングの訓練方法
やり方はいろいろあると思います。それこそ無限に。
自分に合った長く続けられる方法を、見つけるべきだと思います。

例えば、

①英語で日記を書く
②英語で家計簿をつける(1日のコメント付、日記と似たようなもの?)
③会社で英語でメモを書く
④オンラインレッスンでの質問や説明事項を、シーン毎に作っておく
⑤友人を作り英文でメールのやり取りをする
⑥ブログやホームページを英文で書く
⑦開いたページの1番最初に目に入った文を、すぐに英作文する
          ・
          ・
最初は無理なく継続できるように、そのボリュームを自分で加減できる
もので、なお且つ、習慣化できるものが良いですね。

2013年6月21日金曜日

自分に合うサイズを探すときの英会話

旅の楽しみの1つでもあるショッピング。
せっかく欲しいものを見つけたのですが、サイズが合いません。

別のサイズがあるかどうか聞いてみたいのですが、英語でどう言ったら
いいのかわかりません。

あなたはこういうときはどうしますか?
あきらめますか、それとも片言英語でチャレンジしますか?

いずれにしろ、比較的簡単なフレーズで意思を伝えることができますの
で、是非覚えておきましょう。

■今回の会話例:少し小さなサイズはありますか?
---------------------------------------------------------

Shop Staff:
|  Taro
↓  ↓
Is everything OK?
何かお探しですか?

   I like this shirt but, this is too big for me.
   このシャツ、気に入ったんだけど、僕には大きすぎるんだよね。

   Do you have a smaller size?
   もうちょっと小さいサイズはありますか?

Ok, let me check it in the back.
分かりました。あるかどうか調べてきますね。

   Thanks!
   ありがとう。

---------------------------------------------------------

★日本ではMサイズの人でも、欧米ではS、またはXSサイズだったり
  することが多いものです。この言い方を覚えておけば、自分に合った
 サイズを探してもらうことができますね。

★また、別の色のものが欲しい時は、
  ・Do you only have this color?
    この色しかないのですか?

 ・Do you have any other colors?
    他の色はありますか?

 ・Do you have this in blue?
    青はありますか?

  などというような言い方ができます。

  そして、気に入った服を試着したい時は「May I try it on?」と店員
  に聞けばOKです!

2013年6月18日火曜日

おみやげ店で必ず役に立つ会話

海外旅行につきもので楽しいことの一つ。それはおみやげや掘り出し物
の探索と購入です。

家族や友人のために購入するものもありますが、特に楽しいのは自分が
便利に気持ち良く使えるものを探すことですね。何か日本にはないような、
おもしろいものがないかと。

そのためには「○○はありますか?」「いくらですか?」というような、最低
限の会話をできる必要があります。

また、何か探し物をする場合に使う文や、値引きをしてもらいたいときに
使う文などを覚えておくと、とても実用的です。

あとで「英語が話せて良かったな!」と実感ができ、とても大きな自信に
つながります。

それぞれ、そんなに高度な英語は必要ではないので、是非、この際言え
るようになっておきたいものですね!


■今回の会話例:お土産店での会話
-----------------------------------------------------------

Taro:   Store stuff:

Excuse me?  I am looking for mango pudding.
すみません。マンゴープリンを探しているのですが、

Do you have it?
ありますか?

        Yes, we do.  We have a special on mango pudding now,
        はい、ございますよ。今、キャンペーンをやっているので、

        buy 1 get 1 free!
        1個買うともう1個無料で差し上げています。

Wonderful!  I will take it.
いいですね!それください。

-----------------------------------------------------------

★何かを探していると言うときは、次のようなフレーズを使います。
  ・I am looking for ○○○.

  ○○○に探しているものを入れますが、必ずしもものだけとは限らなく
  て、人であったりすることもあります。

  例えば、オフィスで人を探すような場合は、次のようになります。
  ・I am looking for the manager.
    マネージャーを探しているのですが。

  あちこちで使える文なので、是非とも覚えておくべきでしょう。

★「よし買おう!」と決めたときは、店員に次のように言うのが一般的で
  すね。
  ・I'll take it.
    これを買います。

★また、値引き交渉をしたいときには、次のように言ったら良いでしょう。
  ・Can you give me a discount?
    もう少し安くなりませんか。

★また店内でセールをやっているときがあります。
  「プロモーション」と呼ばれ、次のような表示をしていたら、もしかしたら
  ラッキーを手にすることができるかも知れません。

  ・2 for 1                       → 2個で1個分の値段
  ・Buy 1 Get 1 Free         → 1個買うと、もう1個が無料に
  ・Buy 5 Get the 6th Free → 5個買うと、6個目は無料

  まずは最初に、このようなサインを探してみましょう。

■まとめ
・I am looking for mango pudding.
・Can you give me a discount?
・I'll take it.

2013年6月14日金曜日

会話例:お薦めの店を尋ねる

海外旅行での大きな楽しみの一つは、おいしい地元料理を食べること
です。

あらかじめ目的のレストランや料理店を知っていれば良いのですが、
もしも知らない場合はホテルで確認するのが良いですね。

その町のお薦めスポットについては、地元の人が一番良く知っている
ものです。

まずはホテルのフロント係の人に、
「おススメはなんですか?」「それはどこですか?」
と聞いてみましょう。



丁寧に且つわかり易く説明してくれるはずです。

多くのホテルではお薦めのスポットやおいしい食べ物について、資料
を準備したりしています。地図も載っていると思いますので、是非と
も1部もらっておいた方が良いでしょう。

■フロント係との会話練習
また、ホテルのフロント係というのは、英語が堪能でいろいろな国の
人と話した経験があります。従って発音もわかり易く、こちらの発音
が悪かったり、多少間違った言い方をしてもしっかり理解してくれま
す。

すごく優秀な英会話練習相手ですので、気さくに声を掛けて会話練習
をトライしてみましょう。

うまく伝わっても、あるいはいろいろ苦労したとしても、海外での
会話は楽しいものです。

きっと大きな自信を手に入れることができるでしょう。

■今回の会話例
ステーキレストランに行きたい場合を例にして、ホテルのフロント係
に尋ねている会話です。

----------------------------------------------------------

Taro: Front Agent:
↓  ↓
I want to go to a steak house.
ステーキレストランに行きたいのですが、

Do you have a recommendation ?
お薦めはありますか?

   Yes. "Billy's Steak House" is well known for its Sirloin Steak
   はい、ございます。「Billy's Steak House」は、サーロインステーキが評判で、

   and is just 3 blocks away from here.
   こちらから3ブロック先にございます。

Sounds good!  Thanks!
それはいいですね。ありがとう。

----------------------------------------------------------

★まだまだ初心者の頃は、街へ出かけるときはいつも胸ポケットに、
 「マイ・イングリッシュ・ノート」を入れていました。
 何かわからないことがあったり、会話途中で続きがわからなくなる
 と、すぐにそのノートを出して話を続けたものでした。



★ホテルのフロント係は、観光案内のプロです。レストランだけでな
 く、その土地のいろいろな観光名所についても詳しいものです。
 気軽に聞いてみましょう。もしかして思いがけない観光スポットが
 見つかるかも?

■まとめ
・Do you have a recommendation?
・Billy's Steak House is well known for its Sirloin Steak.
・It is just 3 blocks away from here.
・Sounds good!